夏休みの宿題で「英語で日記を5日分書く」というお題が出ている娘。四苦八苦している。その中の1つとして、吹奏楽コンクールのあった1日を書こうとしているようで
娘「演奏前に緊張した ってどう言うの?」
私「緊張した で一番簡単な言い方は、ちょっと不安になる時に日本語としてもよく使うやつだよ。絶対知ってる言葉だよ。」
娘「あーー!知ってる!あれな!えーと。あれ。」
私「超有名な単語だよ。」
娘「うん! ビーナス!!」
ビーナス…。
I was Venus before playing.
なんか神々しい…。
私「ナーバスな。」
娘「それ!」
それ!じゃねーわ。
ナーバスがビーナス状態では、本当にテストでは良い点数は取れないよ?などと一応一般的なアドバイスを試みるが、こういった話をしている時の娘は、神がかり的に無我の境地に陥った禅僧のようになる(全く話を聞かず宇宙と交信し始める)ので適当に切り上げる。私と娘は生きている世界が全く違うと実感する瞬間だ。うん。見えているモノが全然違う。私が目を向けないところに娘は注目しているし、私が注目しているところには娘は何の関心もない。なので娘はこんな人生を送るんだろうな~とか全く予想がつかない。一体何を大切にして、何を選びとって生きていくのか、非常に興味深いところだ。
さあ夏がもう終わろうとしているよ、受験生。
君はこれからどんな道を歩んでいくんだい?
娘の不思議っぷりはこちらにも