こちらのTOEIC公式問題集リーディング編に10月8日から取り組んでおりました。
ちょうど2週間くらいで終わった感じですね。
セクション20までありますが、1セクション10~15分で終わる量ですので、2セクションまとめて練習していました。
テキストの中身についてはこちら↓
さて、2週間という割と短時間で取り組んだ成果はどうだったのでしょう?
数字的な分析
10回で終わらせた問題集の正解率を表にしてみます。
2日目~9日目:2セクション分
10日目:3セクション分
変わりばえしねぇ…。
むしろ、なだらかに下がっている気が…?
それぞれ毎回時間も計っていました。
そちらと合わせるとこうなります。
2-3分のオーバーは、まあ良しとします。
(目標時間の設定:part5 1問20秒 part6 1問30秒 part7 1問50秒)
でも、50%の確率で、倍以上時間がかかってしまっています。
問題によっては、かなり苦戦する、という事ですね。
数字的な伸び
上の表を見れば一目瞭然ですが
数字的な伸びは一切感じられません
凹むよね。
実際、88%からの83%に下降した時は、ボディーブローをくらったように膝から崩れ落ちた。あーー。もうやだー。
時間も、問題によっては恐ろしくかかっちゃう。「情報を速く正確に取る」事が本当に難しいと痛感する。
伸びを感じない時に思う事
95%以上に食い込むことが初回の一回しかなかったのは、本当に悲しい。問題をやってもやっても全く伸びが感じられない。って徒労感しかない…。って思う。停滞しているだけならまだしも、たまに後退するっていう事態の時は、ホントふて寝するしかない。
でも、実は、これって英語を勉強している時に(英語だけじゃないかもしれないけど)「よくある」現象なんだよね。こういうの、全然初めてじゃないの。やってもやっても全然成果ない!って今まで何度も何度もあった。こんな気持ちの事をツイートしていたら、ガチの英語ブログを運営している「まこちょ先生」からこんな返信を頂きました。
英語の学習ってどうしても、まるで階段の踊り場にいるように、何をやってもうんともスンとも目立った学力の向上が見られないことがあります。でもコップにたまった水が突然あふれ出るように、英語の力がスパークする。この感覚を味わった人は、長期間英語学習を続けられる、と思う。
何度も何度も読みこんで来て、頭がツーンとなって頭痛がして吐き気がするまで読んでも、何か自分が変わった気がしない。と思ったらある日英文が「見える」ときがある。私が自分の英語力が変わったのに気付いたのは、決まってそんな感覚を味わったときでしたよ。
分かるぅぅぅ。
本当に、そうなんですよね。
そういう事、今まで何度もあった。
「〇か月で〇点アップ」とか
「〇時間で読めるようになる」とか
巷には色々爽やかな文言が溢れているけど、もちろんその文言通り出来るようになる人もいるんだろうけど、私はそんな風に出来るようになったことは一度も無い。一度たりとも「結構楽に出来るようになった」なんてことは無いんだ。
ただただひたすら、まこちょ先生と同じく吐きそうになりながら(笑)時間をかけてきた。
だから、今回のこの数字的に全然伸びの無い状態は想定内、なんですよね。
もちろん、落ち込みます。ボディーブローです。一晩くらいうなされます。
でも、やっぱ、私的には想定内だよね。と思いなおします。
で、よし!弱点はなんなんだ!そこを徹底的に鍛えてやる!と奮起してまた地味な勉強を続ける。
なんで、こんな泥仕合みたいな事やり続けられるのか?は、これは、まこちょ先生も言ってるけど「ある日コップにたまった水が突然あふれ出るように、英語の力がスパークする。この感覚を味わった人は、長期間英語学習を続けられる」。これに尽きます。だって、泥仕合の後に、絶対に開眼するの分かってるからー!英語が楽になるの知ってるからー!だから頑張れる。だってご褒美が待ってるんだもん♪
でも、この感覚、なかなか人に伝えられない。(笑)
例えばこういう事を、伸び悩んでる生徒さんに伝えるとするじゃないですか。
すると必ず
「先生、慰めてくれてるな。」とか
「レッスン辞めないように、無理やりポジティブにしようとしてるな。」とか絶対に思われます。
違うんだ!!!本当にこれから伸びるんだ!!!!!
ウソじゃないんだーーーーー!!!!!
と声を大にして言ってもあんまり信じてもらえない。
本当に、停滞してるあとに、伸びるからね!
間違い方の分析
泥仕合のような勉強を続ける事が伸びへの道。と書きましたが、どういう事をやれば良いのかの優先順位はもちろんあります!ここを間違えていると、いつまでたっても、どんなに時間を費やしても伸びないまま終わるって事はあると思います。
まずは、自分の弱点、今回は「問題の間違い方」を分析する事がとても重要です!
私の場合、こんな風に間違えていました。
こうやってまとめると、自分に何がどの割合で足りてないのかよく分かりますよね。
取り組むべき課題と、取り組み方法をまとめてみます。
第一位 知識を増やす
●いや~。まだ知識が足りなさすぎなのか!(笑)。これはもう、ひたすらゴリゴリ単語や表現、コロケーションを覚えるしかないっすね!!!でも、文法は、もういいね。1つ間違えたけど、もう分かったから大丈夫。
第二位 ミスを減らす
●これは、実は一番取り組みにくい課題ですよね。だって、ミスなんだもん。ミスを減らすって本当に大変で、特に私みたいなウッカリ屋さんはミスしないなんて方が珍しい。でも、マークミスは絶対にイヤー!!!もったいなさすぎるぅ!!!気を付けよう。それと、一番多い「情報の読み落とし」これは、最初の一発読みの時にウッカリ読み落としてしまっていて、後からも探せないっていうパターンでした。簡単な表現すぎてスーっと読んじゃったとこにキーワードが入っているという事も多かった。勘を働かせながら「ここは問題で問われそうだな」と思いながら読む練習、をしていこう。
第三位 読解力を鍛える
●これは、TOEICの問題を数多く解くことで養えると思う。TOEICの文章を読解する力なので、TOEIC的な問題をやって、どういう推測を要するのか、情報はどうやって処理するのか、を練習するのが最善。特に、私が苦戦したのは、英語の文章は簡単だけど情報がやたらと入っている問題だった。そういった問題の対処法を編み出していきたい。
非常にオーソドックスな分析結果ですね(笑)
でも、自分で具体的な数字を見て「ここを伸ばさないと!」と実感するのはとても有効です。
数字に出ない伸び
この2週間、問題集を取り組んできて、数字的には全く伸びずガックリのヨーコですが、実は体の中には、確実に「数字に出ない伸び」を感じております。
それは
●焦っている時の自分の落ち着かせ方
●集中できない時にそれを自覚して集中にもっていく方法
●文章の内容をはやくつかむのに有効な読み方
●問題に問われそうな箇所に目星をつける
●文章の違いによって解き方を変える
などのスキルです。これらは、まだ発展途上なので数字には出ませんが、問題を解くたびに体の中に蓄積されていっているのを感じます。
これらを蓄えていきながら、前述の対策をしていけば、おそらくもうすぐ結果に結びつくのではないかと思っています。もうすぐ、っていったって数か月はかかると思いますけど(^o^)脳細胞が毎日死滅していっていると思われる40代ですので、昔よりも時間はかかるだろうしね!
でも、もうそろそろ(笑)、良い感じになってくると思う!\(^o^)/
まずは一回模試をやってみて、part5の復習をしつつ、part6,7の新しい問題集を買ってやろうと思います。part6.7は一度使っちゃったらもう二度と使えないんですよね(私は)。解いた後に舐めるように全部しっかり読み込んじゃってますので、時間がたっても内容が残っちゃうので。内容をなんとなく知っている文章と何が書いてあるか全く分からない文章は読む労力が倍ほど違いますのでね!
まだまだやるぞー\(^o^)/
こちらの、公式問題集ですが、しっかり読み込んで内容を熟知しましたので、自分の勉強が落ち着いたら、「公式問題集で分からなかった所を説明します」的なメールなどを使ったレッスン的なもの(有料)をやりたいと思っています。この問題集、解説ついてないので、困っている方がいるのでは?と思いましたので。その際は、ブログで希望者を募ります。多分、二人くらいしか取れませんけど、興味のある方はどうぞお申し込みください。募集する時はブログでお知らせします。
こちらのTOEIC学習の記録㉑~㉛に公式問題集で学んだこと、日々の感想などまとめています。↓