昨日は7年ぶりのTOEIC受検でした。「試験を受ける」ということ自体が、ひっさびさの行為だったので、ド緊張(笑)。テスト慣れしてるダルそうな顔した若者達の中にド緊張したおばちゃんが紛れ込むの図でしたよきっと。
年を取るにつれて、長時間のテストは「それ自体が苦行」となる。ので、前日からテストに耐え抜く準備をしておかねばならない。とにかく、当日、「なるべく疲れていない状態」でテストに臨みたいわけ。なので、前日は追い込み勉強などはせず、チラッと速読のトレーニングをして目を使う作業は終了。あとは、アプリで英語のニュースなどを聞いて耳を慣れさせておくくらいにして、とにかく、早く寝て、体を休ませる事にした。幸い、緊張しすぎて眠れない!などはなくいつも通りの睡眠を確保できた。よし!
朝起きた時に、目が痛くなかったので「第一関門クリア!」。朝起きていきなり目が痛い日というのが結構の頻度であるので、これが最大の関門だったといっても過言ではないのです。でも、ここで油断して目を酷使しちゃうとすぐに痛くなっちゃうから、細かい字のテキストなどで朝のお勉強は禁物。目をあまり使わず、TOEICの最後のお勉強に使えそうなのは…
キクタン!
そう!キクタンやん!(すっかり存在を忘れておった)キクタン990はそれこそ10年前くらいから使い込んできてるんだけど、今回のTOEIC対策ではそこまで重要視してなかったんだよね。問題集で出てきて分からなかった単語を頭に入れていく方式で単語対策をしていたので。
CDをスピードをちょっと上げて聞きながら単語のチェック。キクタンは字が大きいから有難いよ~~~。音を聞いた瞬間に意味が思い浮かばないもの、をチェック。結構あったよ。まだまだですなー。ほんと。でも、最後の良い耳慣らし、になりました。で、一応キクタンだけは会場に持っていくことに決定。まあ、目をなるべく良い状態で保存(?)したいので、多分見ないだろうけど…。
しっかり、忘れ物もなく、時間通りに家を出て、電車も間違えず乗って「第二関門クリア!」電車では、これからTOEIC受けるんだろうなぁというらしき人々がチラホラ。そうだよね。この電車に乗ってくる人、多いだろうね。と思いながら電車に揺られる。(キクタンは見ない)。TOEIC会場最寄り駅に近づくにつれ電車がパンパンに。最寄り駅につくとゾロゾロ降りる降りる。
ほぼ全員降りました(笑)。
本当に。振り返って電車を見たら車両に2人しか乗ってなかったもん。
会場には、受付が開始される時間に着くようにいきました。一応30分以上受付時間はあるけど、ギリギリだと焦ってろくなことがないだろう、と思ったので。そして、すぐにトイレへ。「トイレが混み合いますのでお早めに!」のアナウンスも流れます。
私が行った時にも既に列が↓
でも私がトイレから出てきたころにはこう↓
果てしなく遠くまで続く列…。
TOEIC恐るべし…。
そうだ、こんな感じだったよね大勢で試験受けるって…。
無事に、トイレもすませ、あとは名前などをマークして試験が始まるのを待つばかり。待っている時間が長くて(1時間ちょい)、既に開始前に疲れちゃってたふしもあるけど、ギリギリで焦るよりは良かったと思う。待ってる時間は長かったけど、やっぱり目を保存したかったのでキクタンは開かず。あー。持ってこなくてよかったじゃんやっぱ。動かせる範囲で首や肩をほぐすよう軽い体操をして待つ。
待って待って、やっと、リスニングの音声の確認のための放送が流れる時間に。
この放送のお兄さん、無駄にイケボ(笑)。
FM放送のDJかよ~と突っ込みたくなるほどのイケボ。で、なんだかこれから「お昼の一曲」とか流してくれそうな雰囲気、なのにこれから始まるのは地獄の2時間TOEIC。というギャップにちょっと悲しくなりました←。
そして、ついに試験開始!
大人数で受けている会場が、リスニングの第一問が始まる瞬間に
シーーンッッッ………
と静まり返る瞬間は圧巻ですね。
本当に、物音一つなくなるのね。
咳とかしたらホント殺されそうな勢いだよね(笑)。
私自身の様子はというと、試験が始まるとともに緊張がマックスに。まあ、予想はしてたけど、本当にド緊張とはこのことか!ってくらいのド緊張ぶり。part2 に進むと更に緊張。ここは字のサポートが無いので、一瞬たりとも気を抜いてはいけないのだ。1問ごとに、手が冷たくなっていく……。←ヤバイ!
1問ごとに日常生活ではありえないほどの集中を余儀なくされ、13問目くらいで「あ~死ぬかも…」って一回思った。1問解くごとに手を揉んで、血を巡らせる。だって本当に手が冷たくなっちゃってでも冷や汗かいてて、そのまま倒れるんじゃないかってくらい緊張してるんだもん。
で、この緊張、段々ほぐれるのかと思ってたのだけど、まったくほぐれない。一応「何となく答えの察しがつく」状態が続いたのだけど、それが続けば続くほどドンドン緊張が高まっていく感じ。1問たりとも気を抜いてはいけないのだから、そりゃそうなんだよね。だって気を抜いた途端5問くらい間違えちゃうのがTOEICなんだもん。
part3 に入ってから、更に緊張が高まる。なぜなら、ちゃんと聞けていても、最初の方の内容を全く忘れちゃうっていう事態に陥る事がしばしばあるから。緊張しているから更にそうなっちゃうはず。設問の先読みの段階でも、浮足立っていて内容がちゃんと入ってこない。ヤバイ…。
問題用紙に印をつけさせてもらえるなら、なんてことない問題もいっぱいあるのに!!!
本当に、このTOEICのメモ禁止条例なんとかならんのかい。
実生活でも、メモくらい取るだろう?
人の話聞いてる時にさあ?
でもメモ出来ないので焦りがピークに。で、その時閃いたんです。
指を使ってマークしておく作戦!
これ、みんなやってるのかな?結構ポピュラーな作戦なんでしょうかね?
私は今までやったことなかったんだけど、左手の三本の指を使って、答えの所を指しておくっていう作戦。最悪、最初の2問だけでも指でマーク出来てれば、最後の部分はさすがに覚えてるので大丈夫、っていう。
これ、すごい助かったーーーーー。
設問通りにストーリーが進むから、大切な文言が出てくるたびに「指でマーク」。
上から順番に読んでる最中に問題が解き終わってる状態になるっていう優れもの。
おーーー!!!
これで、あれ?最初なんて言ってたんだっけ?がなくなる!
今まで死にゆく脳細胞を頼りにしながら、記憶だけに頼ろうとしていた自分がアホらしく思えた。テスト中にこの方法を思いつくとは!火事場のくそ力的なものが降りてきたと言ってよいでしょう(笑)。
この画期的な方法を家に帰って娘に話したら
娘「はあ?そんな指でおさえないで、聞こえた瞬間マークシートにマークすればいいじゃん」
いや!
いやいや!!
娘は分かってないのだ。40代の脳を!!!
同時進行で複数の事をサラサラこなすなんて全然出来ないんだからな!!!
聞きながら、読みながら、目を問題用紙から解答用紙に移してマークして、問題用紙に戻ってきてまた聞きながら読みながら…
なんて絶対に無理!!!
音を聞きながら、文字を読みながら、その聞こえてきた文字をその場で指でマークしておく、くらいがやっとこさっとこ出来る作業なんだからな!!!
この指でマーク作戦により、一応「全く分かんなくなっちゃった問題」ってのは無い状態でリスニングは終了。はーーー。とりあえず、良かったーー。
リーディングに入れば、少しは自分のペースで落ち着いてできるはず。
と思ってたけど、全然そんなことなかった。時間との戦いなので、やっぱりちょっとでも気を抜いたらダメな状態は変わらないんだもんね。そして、リーディングに入ると、隣の人のスピードが急に気になりだすよね。私の場合、右に座っている人がめっちゃ速かった。全く焦る感じもなくサラサラ解いてたー。スゲー!対して左の人はとても辛そうだった(笑)。
リーディングが始まって、かなり最初の段階から飽きる左の人。
後半戦、完全に離脱(解脱?)する左の人。
あーーー!!!
私も離脱してぇーーー!!!
と心で叫びながら、結局最後の最後まで全くリラックスする瞬間がないままテスト終了。グッタリ………。
出来はどうだったのか?は正直、よー分からん。
リスニング、リーディング合わせて「完全に分からなかった」という問題は恐らく10問未満だったと思うのだけど、なんせテストの間中、ビックリするくらい浮足立っていたのを自覚しているので、読み間違え、取り違え、勘違い、ケアレスミス、を数々やらかしてるんじゃないかと思います。リーディングは最後必死のパッチで終了10分前に解き終えたのですが、見直しでpart5,6と戻った時に「あれ?これ違うやん」と訂正した問題が3問ほど…← ですから、じっくり解いていれば間違えなかったであろう問題を間違えまくっている可能性は大いにあり。と思ってます。
でも、とりあえず、何とか今年の目標の一つでもあったTOEIC受検!を無事に終えられて良かったです。まだまだ、やるべきことが色々あることも発見したし、次回はド緊張しないでテストを受けられるくらい余裕なところにまで持っていけるよう勉強を続けていきたいと思います。
おつかれ!自分!
サブブログではまだまだ知らない単語について書きました↓
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