この間、前職の同僚達と久しぶりに会ってランチをした。
それぞれ思い思い自分の道を歩いている者達なので
話しているだけで元気をもらえる!
大切な仲間。
しかし、前職の話になって、ある話題が出た途端
「うわぁーー。そういや、そういうことあったなーーー。」
と、何ともイヤーな気持ちを思い出した。
その名も
「空気読んで!!!」事件。
読んで字のごとく、上司に
「空気読んで!!!」と注意された事件だ。
(事件じゃないけど。)
我ら同僚4人は机を並べて離れ小島に席があったのだが
笑い合う我々を注意しに上司が小走りでやってきて
空気を読めとのたまった。という件。
ちなみに、それは始業前だった。
朝、到着して、「おはよー。」とか言い合っている時だ。
我らの声がデカ過ぎたとしても
怒られる筋合いは無いと思われる時間帯だ。
しかし、業務を既に始めている方々もいたし
部長もいたし
上の人々は
ピリピリムードだったのかもしれない。
そう。
そういうのを読む力、日本人なら備えていて当たり前だす。
はい。知ってる。
けどそう言われて
「はっ!しまった!すみません!」
という反応は私の中にはヒトカケラも沸き上がらなかった。
残念。
その日から私は、心も顔も完全にチベットスナギツネ状態になった。
もう何も業務以外のことは話さないし上司に心を開く気も全くなくなった。
そこから半年ほど、契約が切れるまで
毎日チベットスナギツネで会社に通い続けた。
今思ったら、チベットスナギツネになった段階で
パッと辞めたら良かった。
だって、チベットスナギツネでいるのって
凄い疲れたから。
今振り返っても砂を噛むような思いしかないが
会社がブラックだとか
上司が人でなしだとか
そういう事ではなかったと思う。
ただ単に
この仕事、職場が合わんかったんだよ~。
他の人は大丈夫でも
私はダメだった。
ただそれだけ~。
チベットスナギツネは
「ここは、あなたには合いませんよ。」
のお知らせのためにやってくるんだと
今は心得ている。
次にチベットスナギツネがやってきたら
その場所からはすぐに立ち去ろうと思う。
だって自分に合う場所は他にちゃーんとあるからさ。