English+Music

英語ネタ、音楽ネタ、その他諸々雑記にて。英語ネタでは英検やGTECのライティングを中心に投稿。

あなたの色に染まります

私は、英語講師をしています。どんな講師かというと「オタク系」です。とにかく英語が好き。オツな表現とか、文法の細かいこととか大好き。それに加えて「あなたの色に染まります系」でもあります。個人で教える場合、相手の要望に限りなく添ったレッスンになります。

 

なので、個人のレッスンは、一人一人やっている事がバラバラです。準備の効率は悪いですよね。一人一人準備するものが違いますし、年間を通してのカリキュラム通りに進むわけではなく、1年後を見通しながら、今、この子がやっとく事はなにか?を毎回考えなくてはなりません。復習すべきか、先にすすむべきか、難易度はどの辺りのものからやればいいか。一人一人違いますからね。レッスンは概ね良好に進みます。その日にやる課題がその子には簡単すぎるとか難しすぎるとかにならないように準備していますので。ですので、辞める子は少ないです。一旦始めるとずーっと続けてくれる。大人数は教えられませんので、同じメンバーでずっとやっている感じ。

 

準備中も、レッスン中も「あなたの色に染まります」という気持ちがいつもあります。相手を牽引していこうという気持ちはほとんどないので、華々しいレッスンにはなりません。大勢を引っ張ることはできません。学校の先生とか絶対に無理。大きな塾とか。大勢にいっぺんに教えるとか、全く無理なのです。それと、波長の合わない人は、こちらがどれだけ相手に寄り添ったとしても結局は無理、です。こういう場合、辞めてもらった方がお互いの為です。

 

 会社を通して教えている生徒さんを「自分の生徒」と思ったことはありません。その方々は「会社の生徒さん」だからです。会社のシステムやメソッド、テキストに魅力を感じて入ってきたわけで、私はそのオマケ的な存在ですからね。この場合「会社の方針に染まります」という形になります。私だったら、こうは教えないなぁ~ということもありますが、あまり気にしません。生徒さんの要望と会社の方針が、あまりにも乖離している場合は、なんでこのレッスンとったんだ?!という疑問は横に置いといて、お互いの目指すところの真ん中をとって、臨機応変に。マニュアルから逸れることもありますが、マニュアル通りにやって生徒さんが辞めるよりはマシだと思っています。

 

もしそれで、「マニュアル通りやってください!」と会社から言われたら「はーい。」と従います。それで生徒さんが辞めても私は実際痛くも痒くもないですからね。会社の業務の一環として営業的なことをする時もありますが特に拒否感はありません。だって会社が潰れちゃったら、そこでの私の仕事なくなりますからね。会社あっての私。まあ、でも潰れたら潰れたで、ま、いっかー、という気持ちもありますので最低限の任務を果たすくらい。特に継続率が!保持率が!とか気に病んだこともありません。

 

会社内で講師の友達ができたり、色々な講師のみなさんのレッスンを体験したり、スキルを教えてもらえるので、会社所属の講師という立場も結構気に入っています。というか、ここでの研修等がなかったら「ティーチングというもの」について全くの素人だったわけですから、有難い限りです。講師として雇ってくれて有難う!!です。

 

私のこの「あなたの色に染まります」スタイルの場合、やはり、個人で教えている方のレッスンの方が準備が大変です。会社の方は、今日はココ!って教えるところが決まってますからね。レッスンの準備といえば、クラスに合わせて、微調整するくらいです。個人の場合は、全て私にお任せなわけですから、1回のレッスンの準備でもとてもつもなく時間がかかる場合があります。

 

昨日は、賢い中学校に通う3年生のレッスンの準備をしていました。昨日は、頭も体も鉛のように重く、かなり辛かったのですが、準備を怠るわけにはいきません。基本、頑張りすぎないようゆるく日々を過ごしている私ですが、ここは頑張りどころ!という場面でした。

 

賢い子には、自然と課す宿題が多くなります。量が多くても、多少難しくてもこなせるのでね。先週たっぷりと出した宿題を昨日は丸つけしなくてはならない状態でした。

恐怖の宿題丸付け地獄←

しかも、その子は字がザツなのだ………。

非常にザツ………。

おそらく、頭の回転の速さに手がついていっていないと思われます。結構いますよね。頭の回転が速くてそれに合わせてドワーって字を書いて、字が解読不能になる人。

 

そういう人の答案は、解読するのに一苦労なのだけど、解読するとちゃんと正解だったりするから、適当に読んでバツ!とか出来ません。だから

 

丸つけ、すんごい大変だった………。ガクッ…。

 

でも、こういう子には、もっと丁寧に字を書いて!と特には言わないようにしています。字を綺麗に書くことの大切さは私の指導の対象外ですからね。それに、字を綺麗に書く事より凄いことが頭の中で起こってる可能性があるわけで、それを邪魔するのもどうかと思うからです。

なので、毎週、解読の苦行を滝に打たれているような気持ちで味わっています。

 

昨日は、本当に頭がボーッとしていて、解読作業の他でも支障が。ちょっと問題文にややこしい文が出てくるとフリーズ30秒、とか頻繁に起こりました。

 

Taro asked his friend if he was kind enough to lend him the book.

 

という文を読んで

「は?誰が誰に本をかすねん?」

とフリーズしました。笑

 

そのまま訳すと

「太郎は彼の友達に、彼は彼にその本を貸してくれるくらい優しいかどうか尋ねた。」

です。

he が誰だか分かんねーよ!

って文ね。

講師友達が「最初の he が太郎のお友達で、次の he が太郎だね。」っと意見をくれました。うん。そうだよね。ま、そうなるよね。

his friend(太郎の友達)が男ってことになりますね。だから he で受けてる。

 

わかりにくぅ!

 

頭が鉛の時にこういう悪文を読まされるのは勘弁して欲しい。

 

頭がドンドン、ボーッとしていって、最後には

Susie (スージー 女の子の名前)

を スシエ って読み間違えるっている状態にまで陥りました。苦笑

 

スシエって…www

ひとりジワリながら丸つけしてました。

 

しんどいこともあるけど、「あなたの色に染まります」スタイルは、私に合ってるなーと思っています。結局は楽しく出来ているわけですからね。こうやって教えるのが大好きなんですから。これからも、生徒さんがいる限り、寄り添いながら、滝に打たれながらw、続けていきたいなと思います^^