最近は、町の小さな工場でも外国と取引している所が増えてきましたね。私の生徒さんもパートで働いている工場がアジアの国々と取引しており、英語でメールをやり取りすることがあるそうです。
先日、その生徒さんに質問されたのは、「相手のメールが短すぎて、何の話をしているのかよく分からない。〇〇の件について仰っているのでしょうか?って確認したい。」でした。
私の頭に思いついたセリフは
Are you talking about 〇〇?
ですが、いやいや、ビジネスシーンでこれはないだろ?(笑)
でも、他に良い表現が思いつかなかったんですよね。talk を堅く丁寧に言うとすれば refer でしょうが、こういう場合その単語を実際使うものなのかな?と自信がない。普段ビジネスメースをしないのでね。
そこで、いつも聞いているpodcast 「はみだし系ライフの歩き方」の英語の質問コーナーに質問をしてみました。そして、カナダ在住のホスト、ゆかりさんが丁寧に教えて下さったので、今日はその表現を紹介したいと思います。
【丁寧に言うなら refer】
やはり「 Are you talking about 〇〇?は失礼」だそうです。(うん。ですよね。)
そして、やはり使うのは refer 。
refer は辞書で引くと「言及する、触れる、言う、呼ぶ」など色々な意味が出てきますが、talk やsay~の丁寧な言葉として使えるんですね。
Are you refering to 〇〇?
(〇〇の件について仰っているのでしょうか?)
【より良い表現】
まず、こういったメールが来た場合「何の話をしているのか分からない」という事を伝えた方が良いとのことです。その際
I don't understand what you're saying.
という表現もやっぱりめちゃめちゃ失礼。との事です。確かにカジュアル感がすごいですよね。いきなり I don't understand ~で始めてるし、say を使っているし。
この場合 afraid をプラスして
I'm afraid I don't understand what you're refering to.
(恐れ入りますが、何の話をされているのか不明瞭なのですが…)
どれも同じ「~について言う、話す」ですが
talk about~
say~ (前置詞なし)
refer to~
そして「これは〇〇の事ですか?」と付け加える。
Is this about 〇〇?
このように例を出して確認すると、更に丁寧でしょうとのことです。
確かに、こう書けば、相手に「何の件についてのメールなのか分からない事、この件で良いのか?という確認をしたい事」が丁寧かつクリアに伝わりますよね。
I'm afraid Idon't understand what you're refering to.
Is this about 〇〇?
(恐れ入りますが、何の話をされているのか不明瞭なのですが…。これは〇〇の件について仰っているんでしょうか?)
こういった表現は、ググっても、なかなか丁度よい表現にヒットしないので、現場の声を直接聞けると、とても助かります。ゆかりさん、みかさん、有難うございました!
こちらのpodcastでは、いつも身近なトピックを取り上げて色々な角度からお二人がお喋りしながら語ってくれるので、とても興味深いです。season2からは「英語の質問コーナー」もあり、勉強になります!今回も、ここで紹介したもの以外の「英語の表現」も色々語られています。
ぜひ一度聞いてみて下さいね。
※全てのエピソードではありませんが、一部youtubeでも見られます
↑こちらのエピソードについても以前ブログで書きました。