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英語ネタ、音楽ネタ、その他諸々雑記にて。英語ネタでは英検やGTECのライティングを中心に投稿。

一体どこまで教えたいの?と悩む私立中学のテスト対策

公立の中学校は、どの教科でも「ここまで教える」という基準があり、公立用のどの教科書を使ってても教える内容は一緒なのだけど、私立の中学校は「どこまで教えるか」が学校ごとによって違う。賢い中学校なら完全に1年分くらい前倒しですすんでいくので、中3で高1の内容をやっていたりする。

 

英語の場合、高校に入ると急激に習う範囲が広がるイメージで(どの教科でも一緒かな)、中学校では良い成績だったのに高校に入ったら全然分からなくなるということもよくある。最低限生活していくぐらいなら中学英語で十分。でも、ちゃんとした本や記事やニュースを理解するため、大人としての英語を使いこなすのに必要な情報は、高校英語の中に入っている。表現が難しくなったり、いちいちヤヤコシイのは高校の英語が「大人の英語」の部類に入っているからだ。中学生に毛が生えた程度の高1にはハードルが高い。

 

賢い学校の中学生は、その高いハードルを前倒しで超えていくことになるので、本当に凄いなあと思って見ている。一般的な人々より前倒しで勉強していくって、総合的なレベルが高くないと、とても辛い。普通のペースで進んでいれば、余裕をもって対処出来る子も、情報を処理しきれず積み残したまま前へ前へ進んでいかねばならないというケースに陥ることもよくある。

 

半年まえくらいから、私立中学の3年生の生徒さんを教えているが、なかなか辛そうだ。引き受ける前は、中間や期末では60点代だった。テスト問題を分析して、課題となっている単語のスペリングと英作文を強化してなんとか80点代になって良かったが、その学校が受けている外部の模擬テストで良い点を取れるようにするのには長~~い道のりだなぁ…と思っている。前回の模擬テストでは20点代だったという。そりゃそうだ、と思う。英語の長文の内容が「双子素数」についてだったりするんだから。「双子素数」の事を知らないでこの文を読むのは日本語でも辛い。

 

この手のレベルをキチッとこなしている私立中学もあるけれど、そこまで学校で手が回ってない、というところもある。使用しているテキストも、「完全に1年分前倒し、っていうわけじゃないけど、中学生の内容よりは多め」というものを使っていたり、授業でどれほどの補足説明がなされているのかもよく分からない。私立の学校の勉強の進み具合は、外からは本当に分かりにくい。一体、どこまで教えてるの?この時点で、どこまで理解させるのが目標なの?といつも思う。

 

期末テスト10日前ほどになっても、テスト範囲が決まらない。ということもある。最初に設定したスピードで授業が進んでいないからで、中間テストの時から破綻していたから、期末でも、どこまで範囲になるのか分かるわけない、って感じだろうか。今回、テスト直前に、やっと文法の範囲がでたので、そこをザーッと見てみると「seem」の項目が入っていた。

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練習問題をしていたが間違っており、赤ペンで直してあったので

 

私「これ、なんでこうなるか分かった?」

生徒「うーん。よく分からない。」

私「学校で、説明とかあった?」

生徒「うーん。あったかなぁ?」

 

生徒の頭に残っていなのなら、学校で1回説明があったとしても、もう1回説明しないといけないんだけど、「seemの文」の説明はすごくややこしいのだ。とりあえず、使用テキストの seem の説明のところを見てみると、seemに割かれていた箇所、たった2行。

 

seem の文の説明が 2行………

 

2行………

 

ちょっとフリーズしてしまった。このテキストに載っている例文や説明では到底 seem の文の成り立ちの全容は見えない。だけど、もしかしたら、全容を導入しない程度で seemを紹介しているだけなのかもしれない。なんせ、まるまる高校生の英語を取り入れているテキストではないのだから。でも、でもですよ。この2行の説明では、絶対に問題は解けない。でも、練習問題にはバッチリ seem の問題が入っているのだ。

 

え。どうするよ?

無視か?

seem は無視するか?

 

私「この文法のテストいつ?」

生徒「明後日」

 

明後日!

え?どうするよ!?

「明日」なら絶対に無視だ。

「3日後」とかなら全容の説明しといてもいいかもしれない。

でも「明後日」!

うぁぁぁぁ

どうするよ?!

 

と心の中で数秒葛藤し、出した答えは

 

私「うん、そうか。分かった。一応、全容を説明するプリント作るわ。明日ポストに入れる。それ、読んでから問題やってみて?」

生徒「はい。」

 

まあ、読むかどうかは本人に任せよう。と。他の教科との兼ね合いもあるだろうし。

でも、一応、「こういう事ですよ」という説明は提示しておくことにした。学校としては、そこまで期末では出さないよ~、なのかもしれないけど。

 

それで昨日 seem の文の説明する記事を書いた。なるべくシンプルに、分かりやすく、と思って書いたけどすごい長くなった…。

でも、だって、パターンがいっぱいあるんだもん…。

 

受け取って「うげっ。なが!!」と、ひかれてないといいのですが…。

 

ま、今回はスルーしたとしても、こういう事をいつかするんだなぁ、と思ってもらえれば良しという事にしておきましょう。

 

とにかく、期末テスト頑張れ!\(^o^)/

応援団長として念を送っておく!!

 

seemの記事↓

funkeystomusic.hatenadiary.jp