弦楽六重奏曲第一番から受ける愛の圧の強さはこれくらい↑
※音から受けるイメージです
ブラームスが想像の中で大好きな人のことをベロベロ舐め回しながら作ったと思われる曲。
最初から最後まで愛が溢れすぎ。
第二楽章はドラマなどでもよく使われますよね。ドラマ「相棒」(岸惠子さんがフランス語の先生として登場した回:タイトル「密愛」)の冒頭でも印象的に使われていました。狂おしい愛、というイメージにピッタリです。人は時としてこんな風に悶え苦しみながら誰かを愛してしまうものですよね。
他の楽章、特に一楽章と四楽章の朗らかな愛もとても印象的。朗らかといってもブラームスの場合ネットリしてるんですけど。とにかく、バイオリンとチェロのイチャつき方がブラームス風の朗らかさで半端ないんです。横に居るビオラがかわいそう!ってくらいバイオリンとチェロの愛の語らいが続きます。このイチャイチャの件についてビオラはどんな気持ちなんだろう、と疑問だったのですが、ビオラ弾きの友達いわく「ビオラは、イチャついてる二人を横目でみながらニヤニヤして楽しんでる派やから全然良いねん。」とのことでした。
(ビオラって……)
ぜひ、愛に溢れた弦楽六重奏第一番を聴いてみてください。
こちらの動画では第一番に引き続き第二番も入っていますので、比べてみても面白いかもしれません♫
因みにブラームスを愛している私としては、この曲を聴くとちょっとイラつきます。一体誰のことを思ってこんなにラブラブな曲を作ったんだブラームスは!!っていう嫉妬です。たまに泣けちゃうくらい。なんだか、誰かとラブラブで楽しそうだったり、狂おしそうに誰かを思うブラームスを横で見ていた前世の私を思い出す感覚です。
あーーあれは切なかったーーー(泣)。みたいな。
どーかしてるぜ?