昨日は、子宮内膜掻爬術、という手術を日帰りでうけてきました。
子宮体ガン検診では、ちゃんと検査ができなかったため、もう、軽い手術をして細胞をチェックするよりない、という事になったからです。
麻酔をして、子宮の内膜をこそげ取るという手術です。
静脈から麻酔をいれる方法でした。
朝、入院、手術の準備として、看護婦さんと、あれこれやり取りをするんですよね。
そこで、喘息はありますか?って聞かれたんです。
私は喘息持ちではありませんが、今年の春頃に三ヶ月くらい咳に悩まされ、結局吸入を20日ほどして落ち着いた経緯があり、咳喘息かなんか原因不明の咳ですね~、という診断を受けていたので、その旨を伝えました。
それと、私はどうやら麻酔が効きにくいらしい!という事も全力で伝えました。途中で目が覚めるとか恐怖でしかないので…。
手術の前準備として、生食の点滴をし、抗生剤の点滴をし、筋肉注射をしました。筋肉注射をすると、目の焦点が合わなくなり、体も重くなり、ぼーっとして、なにより呼吸がし辛くなるので、イヤ~な感じになります。人によっては、ここでもう寝ちゃうらしいですが、私は「体の動きを80%封じられているのに意識はしっかりしている」という、大変嫌な感じになります。
とはいえ、筋肉注射をしたら、手術室に運ばれて、何となくモヤっとしているうちに、サッサカ周りが準備してくれて、麻酔を入れられて、「終わりましたよ~」となるものなので、まあ、しばらくの我慢じゃ。と目を閉じていたんですね。
ベッドで手術室に運ばれる間、担当の看護婦さんが変わるのですが、その看護婦さんが何かを目にし
看護婦さん「あれ!?咳喘息あるんですか?!」
私「は…い…。ちょっと…だけ…。」
長々と話す元気はなく、チカラなくこう答えたんですよね。すると
看護婦さん「咳喘息あるなら、薬変えないと!」
私「!?!」
看護婦さん「先生に連絡して、薬変えてもらうよう指示出してもらって!!」
私「(えーーー。)」
今、もう、運ばれてる最中ですけど!?
手術室について、早々と婦人科の寝心地の悪い椅子みたいなんに移動させられ、薬と先生の到着を待つ。
待つ。
待つ。
待つ。
看護婦さん1「薬まだ?」
看護婦さん2「今、薬作って上げてもらってるところです(小声)」
薬、今、作ってる!!!?
え!?
そっから!?????
あぁぁぁ。ショックで意識を失いそうでした。
いや、失いたかった。
こんな息も絶え絶えみたいな状態で椅子に乗せられてるくらいなら意識を失わせてくれ。
体はドンドン冷たーく冷えていくし、呼吸はずっとし辛いし、本当にしんどかったです。無駄に体力を奪われていく…………。もともと体力ないのに………。
呼吸がし辛いとパニックを起こしやすいので、とにかく、ヨガの深い呼吸でパニックを起こさないようにしないと!パニック起こしたらなんかヤヤコシイはずや!と、落ち着くことに全神経を集中する。吸ってー吐いてー吸ってー吐いてー。と、なんとか冷静に対処しようとする。
けど
「てか、朝1で咳喘息の話したのに!!」
と、途中からさすがの私も腹たってきた!!!
でも、体は動かないし、息もし辛いし、出来る事といえば
怖い顔をするくらいなもんだ。くそー!
何分待ったんでしょうねぇ。
全く時間間隔がなくて分からなかったけれど、筋肉注射されてから待つ時間はそれはそれは長く思えましたよ。はあ。新たなトラウマです。
次回麻酔をうける時には、喘息の話を事前に念押しで確認し、今回の「薬待たされた事件」について話をし、こんな失敗を繰り返さないよう細心の注意を払いたいと思います。
因みに、今回、処置中に目が覚めることはありませんでした。
事前に伝えてあった事が功を奏したのでしょうか?
しかし、喘息の件があるので、「私の麻酔が効きにくい体質」がちゃんと伝わっていたのか甚だ疑問ですが……。
とりあえず、麻酔と喘息に関連があることはしっかり覚えておこう。
これから、持病も増えるだろうし、その辺りしっかり把握して積極的に伝えないとだめでしょうからね。
あ。それと。
私、抗生剤入れるとすごい下痢するんですよね。
それも伝えてあったんですけど。
抗生剤に強いビオフェルミンとか欲しいって伝えてあったんですけど。
その薬、入れてくれてませんでしたね。
今日、めっちゃ下痢してます。
あー。
麻酔の効かない話はこちら