先日、娘の懇談に行って参りました。高校生になって2回目の懇談です。1回目の懇談は、まあ学校が始まってすぐですし、先生からもそんなに何か言われる、という事はありませんでした。でも、2回目は、さすがに勉強の事を色々言われるのだろうなぁと覚悟して参りました。
懇談が始まるなり、いや、始まる前から超笑顔の先生。なんかすごい楽しそうなんですけどなんで?と思っていましたが、すぐにその理由が分かりました。
先生「いやー!ものすごい面白いお嬢さんですね!!」
私「はい?」
先生「高校生らしい、高校生ですね!!」(超笑顔)
私「あー。はい。そうですよね。ははは。」
どうやら先生は、ザ・高校生!という学校生活を送っている娘をとても気に入ってくれているらしい。よっぽど今どきは高校生らしい高校生が居ないのか?と勘繰るくらい、娘の高校生らしさに感銘を受けている(?)様子なのだ。
先生「女子の友達ともね、まあ、色々変遷しながらも仲良くやってますし、男子とも普通に仲良くしています。」
私「そうみたいですね。色々聞いてます。」
そう。娘はペラペラペラペラ家でも常にお喋りしているので、学校で何が起こっているのかは大体私も分かっている。クラスの男子比率が8割くらいでクラスメイトはほぼ男子だなのだが、そんな男の子達とも、とても仲良くしているの様子なのだ。
先生「男子との距離感が絶妙なんですよねー!!!」
私「はい?」
男子との距離感が絶妙…。(笑)
そんな情報をまさか担任の先生から(おそらく私と同年代のオッサン先生)から聞けるとは思いませんでした。
どうやら、娘は男子とワーワー絡みながらも、男女の関係には発展させない絶妙な立ち位置にいるらしい。(その辺りを超力説する先生(笑))女の友達とも男の友達とも、喧嘩したりするけど、次の日にはケロっと「おはよー」みたいに出来る所がある。友達と家族のような距離感で付き合える。と先生は見ているようでした。
それは、良い事だよね。いったん仲たがいしても急に壁を作ったりしない余白を作っておくって、大切だもんね。それにしても、先生、よー見てるなー!こちらの先生、私から見るとちょっと危なっかしいんですけど(笑)、多分子供を育てるという事にとても真剣なんだろうなと思っています。入学式の日に、クラス全員の(保護者もいる)前で、自分のプライベートな連絡先を教えるくらいですから。何かあったら連絡してこい!って。先生からは昭和な愛を感じずにはいられません。
ところで、先生、勉強の話は?(笑)
先生「もう少し家でも時間をとって勉強するように。」
でしょうね。(笑)
模試の結果の紙を見ながら、一応あとこれくらい偏差値あげないとサンキンコウリュウにも入れません、的な指導がチョロッと。1回目の面談の時にも思いましたが、先生の勉強指導のゲージにはカンカンドウリツかサンキンコウリュウしか入っていないようなんですよね。まあ、そういう風に話をすると分かりやすいって事なのかもしれませんが、特にこれらの大学に入れたい!という要望もないので「はぁ。」としか反応できないのですが、とにかく成績が悪いという事はちゃんと伝わってまいりました。
家に帰って、模試の結果の紙をジックリ見てみました。
8月に受けた全統模試の結果。
偏差値39
はい~???
39って???
チラッとでも「大学に入ろうかな」と思う人の取る偏差値ではなかろう?
数学のバランスの表
なにこれ。
限りなく透明に近いブルー的な?
限りなく無に近いバランス表…
まあ、私の高校の数学も酷いもんでしたのでとやかく言いづらいですが、理系ではなかったし、受験でもセンターで使っただけでしたから、まあゴミみたいな成績でもなんとかなりましたが、娘は理系志望なのです。
私は娘が高校進学する時から、別に大学には行かなくても良いんじゃないかと思っていました。勉強があまり好きなタイプでもないし、まあ、手に職付けて出来ることをやったら良いんじゃないの?と。だから、高校も公立で良いんじゃないの?と。でも、娘は大学にも行きたいし、高校は私立に行きたいと言い張って今の高校に入ったのだ。
このオトシマエどうつけるつもりやねん!
私立の学費を払っている意味を教えてくれ!!!
いくらまだ1年生とはいえ、この偏差値では正直どうにもならんですからね!そのあたり、今日はジックリ話さないといかん!!!と思って、娘の帰りを待ちました。
娘帰宅。
帰るなり、玄関で歌を歌い出す。
なんてご機嫌な高校生…。
おそらく、担任の先生も同じ気持ちなんだろう。
ちゃんと勉強しろよ!ともっともっと頻繁に言うべきなのだろうが、この高校生らしい娘の様子を目にする度に、なんか、もういいか~、このままで~ みたいな気持ちにさせられるっていう状況。
懇談でも、勉強の話より、娘のオモシロ話が多くなるはずだ。
いやしかし、せっかく行きたい学科があって、なりたい職業があるようなのだから、そこへ進めるよう、今からちょっとずつでも改善していかないとですよ!おじょうさん!と折々に言っていきたいと思います。
がんばれ~高校生らしい高校生!