English+Music

英語ネタ、音楽ネタ、その他諸々雑記にて。

初めての日本語レッスン

英語ばかり高めていたら日本語のお仕事が転がり込んだ話をしましたが、その第一回目のレッスンが無事終了しました。

www.funkeys-english-music.com

 

「文法や単語の説明を最初から全部してもらうつもりはない」と言われておりました。

じゃあ、一体1時間何をするんだい?(笑)

 

生徒さんからの提案で「何かのテーマについて事前に読むものをネットなどで拾って教材として予習する」という事と「これってどういう事?と疑問に思ったものについて質問する」という事は決まっていましたが、ハッキリ言って、相当日本語が出来てdiscussionに花が咲かない限り1時間は持たんでしょう。と講師としての勘が働きました。

 

どれだけ予習してくるのか?日本語の実力はどれくらいなのか?漢字は読めるのか?そもそも平仮名は読めるのか???サッパリ分からない状況で、日本語教師でもない私に準備出来る事って一体……?

 

1時間全く間が持たずメチャクチャ苦しい時間を過ごすの図

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 がクリアに頭をよぎりましたね(笑)。

でも、ちゃんと授業料をとって引き受けたからには、そんなレッスンにしちゃダメじゃん!と何とか出来る事をひねり出しました。

 予習としてやったこと

① 日本語の文法書を買う

これは必須でしょ!!とはいえ、どんな本が良いのかサッパリ分からないし、本屋に行っても種類が多すぎて選べなさそう…と思ったので、日本語をガチで教えている友達に「おススメの文法書を教えて下さい!!」とお願いしました。そして日本語を教えている人は恐らくみんな知っている!という文法書を教えてもらいました。有難う!

ネットで購入し届いたものを見てみると

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ぶ、分厚いっっ…!!!

自分の予想をはるかに上回る分厚さでした(笑)。こんなに文法事項があるのか…!←

 

②ネットで日英両方の表記のあるエッセイを探す

今回のテーマは「外国語の学び方」になったので、そのテーマにあったものを探しました。日英両方対応しているものはとても少ないので、これからもこの作業が大変そうだなぁ…と思いました。とりあえず何とか見つけ出し、URLを生徒さんに送り「読んでおいて下さい」と予習を促す。

 

③テーマに沿ったエッセイを書く

予習で送ったエッセイをしっかり読み込んできて、山ほど質問を持ってきてくれれば1時間は持つかもしれないが、全く質問を持ってきてくれなかった場合、もしくはエッセイが難しすぎてよく分かりませんでした…ってなった場合の為に、簡単めの日本語で同じテーマのエッセイを自分で書いておきました。相手の「読むスピード」が分からないので長め(2000字弱)に書きました。

 

④ルビをふる

書いたエッセイに一応ルビを振っておきました。ワードで書いていたのですが、このルビ振りがヒジョーーーーーーに面倒くさかった!!!文書を全部一気にルビ振りしてくれないし、微妙にルビの位置がずれてたり、送り仮名の所にも日本語が入ってたり、もー!!!となりました。はぁ。今の時代、もっと賢いやり方あるんじゃないの???という愚痴をFBに書いたところ、いつもコンピューター関連の事で助けてくれる元同僚が「エクセルで簡単に出来るみたいですよ!」って教えてくれました。

もうこれが神!皆さんもルビ振りはエクセルで!

ワードで一括でルビ振り - 今日のどーじょー主

有難うございます!!!

当日のレッスン

さあ、当日になりました!さすがに緊張しました!!(笑)

そもそも、今年は家周辺での仕事以外はしていませんし、お馴染みのメンバーにしか教えていないわけで、新しい生徒さんが超久々なのです!しかも日本語…!ちゃんとワークするのか??非常に心配でした。マジで。

 

緊張しながらレッスンスタート!

①フリートーク

まず日本語で近況をお互い話しました。生徒さんの日本語ですが、ゆっくりですが、ちゃんと何を言っているのか分かります!おおお!日本語を勉強中の外国の方と日本語で話すのが初めてだったのでとても新鮮でした。自分が話す時は、いつもより「かなり」ゆっくり、文節ごとに切って話すと通じやすかったです。どうしても通じない時は英語で一回意味を伝えてから、もう一度日本語で言う、という形にすると通じました。

(私が「大阪城の石垣に感動した話」が通じなかったんですよね(笑)。マニアックすぎる意見だったよねぇ確かに。)

 

②私が準備しておいたエッセイを読む

私が保険で用意しておいたエッセイが役に立ちました!!!これが無かったら

1時間全く間が持たずメチャクチャ苦しい時間を過ごすの図

が現実のものとなっていましたよ!

まずは音読してもらい、意味が分からない所は英語で説明、文法的に質問があればしてもらう、という形で結構レッスンらしく進めることが出来ました。そしてルビも振っておいて大正解でしたよ!

 

③生徒さんの質問

生徒さんの質問もとても興味深かったです。

1.similar は「同じ」でいいの?

「同じ」は same だから、「同じ」じゃなくて「似ている」です。と説明したら

「私の会社とあなたの会社の働いている人の数は似ている」でも良いのか?と聞かれました。

そうかー!それは確かに変だよね!そういう場合は

similar =ほとんど同じ

が良いかなぁ?もしかしたらもっとピッタリとした日本語があるのかもしれないけど。

2.「~くる」は「~なる」と違うの?

私が書いたエッセイの中に「興味が湧いてくる」という表現があったのですが、「~くる」の部分がよく分からないというので「状態が変わっていく感じかな?」と言うと、「なる」も「変わるイメージ」だけど何が違うの?と聞かれ、えーっと…、説明の仕方が全く分からん!(笑)。ので、これは「家に帰ってお勉強してから答えます」と保留。でも「あるあるの質問」ぽいよねーこれ!しっかり分厚い文法書で調べようと思います。「分かりやすい説明」を知っている方おりましたら、ぜひアドバイス下さい!

3.「もの」と「こと」の使い分けは?

私が書いたエッセーの中に「レッスンは楽しいものでした。」という文があって、この「もの」は「こと」にしても良いですか?と聞かれ、うーん…。ここでは何かちょっと「こと」にすると変なんだけど、これまた説明が難しい。これまた「あるあるな質問」ぽいですね!しっかりお調べして「もの」と「こと」の使い分け、お答えいたします!!

「もの」は goods、「こと」はaction かなぁと思うのですが、なんだかもうちょっと深い気がするんだよな…。だって「レッスン」は goodsじゃないしさ。

 

次回のレッスンに向けて

次回は、テーマにそったエッセイを生徒さんに事前に書いてきてもらうことになりました。それと質問があれば事前に(数日前までに)知らせてもらうことにもなりました。そうすれば「う~ん」と悩んで時間を無駄にすることはないですからね(^o^)

緊張したし、終わってからさすがにグッタリたけど、興味深い体験でした。そしてとても勉強になるなぁと思いました。いかに普段、なにも考えずに日本語を使っているのか、文法書を見ながら実感しています。そして「文法」ってネイティブにとってはホントーに必要ないんだよなぁとも実感。ネイティブでない人が文法を頼りにネイティブになる事は無理ってことね。悲しいけどそういうもんなんだな。

とりあえず、次回のレッスンに向けて、しっかり勉強、準備、頑張りまーす!