昨日から、「色々な英語の音」をどうやったら正確に聞き取れるのか、考えています。TOEICで、色んな癖のある英語が出てきて、それをちゃんと聞き取りたいからです。基本的に英語のリスニング練習をする時は、「聞く」だけじゃなくて、「シャドウィング(英語の音声について発音する)」もするべし!というのがテッパンです。自分で発音できる音は聞ける、と言われているからです。それと、日本語とは違う英語の流れを体に覚えさせる、という意味もあるでしょう。私も、シャドウィングを一杯したから英語を聞いたり話したり出来るようになった!という実感があります。
そうか!じゃあ、この「癖のある英語たち」もシャドウィングしてみたら良いんじゃないの?と思いたちました。今まで私がシャドウィングしてきた英語たちは、一般的なテキストについているアメリカ英語の音声ですから、その練習しかしてなかったってことですし。癖のある英語を癖のあるままシャドウィングしてみる。訛り付きシャドウイング!
やってみました。
実に面白い(^o^)!!!
全然上手くは出来ないんですけど、なんかモノマネ練習してるみたいで面白い。何度も何度もやってみる。あー、この口の形か!とか、舌は使わないのか!とか、口の中の空間の使い方とか、その人その人、微妙に違うのを感じる。お国柄である程度の偏りはあるだろうけど、個人差ってものもあってカナダ英語でも「???」の発音のスピーカーさんが居たりする。
面白い!!!
イギリス英語の時は口をすぼめるとそれっぽい気がする。あまり横に口を広げない。広げるとしても縦に広げる。なんか、自分がお上品になったような気がしてくるから不思議だ(笑)。その他、口の奥の方の空間を広くとって話す人、ペタペタと音を張り付けるように話す人、t の音がやたら短い(はねるてる?ほぼ言ってない?)人、音のリンキングの仕方が独特(私が聞き慣れていないリンキングの仕方をする)な人。と、口真似をしていると、口の中の様子が分かってくる。そうすると、「この口の形だったら、このスペルはこういう音になるんじゃないかな?」という予想がついてくる。まだまだサンプリングが足りなくて十分に分析出来ないけど、きっとこの方法は色んな音の英語を聞く力の向上に役立つぞ!という気がしている。
そして、何よりモノマネが楽しい!英語っぽく発音しなきゃ!というものではなく、その人の喋り方に寄せる、っていうのがマニアックでいいよねぇ。(^o^)これを機に「色々な英語の音」を楽しんじゃおうと思います。
昨日「英語の発音のバリエーションについて」投稿しましたが、それを見てくれた先輩が、「ヨーロッパの国々の英語」はもっと幅広いという話をして下さいました。ドイツ人の話す英語が比較的分かりやすい!というのは結構多くの人が感じているようです。フランス人、イタリア人の英語はサッパリ分からん!という声も(^o^)
フランス人などは、英語で話している最中に、スペルがフランス語と同じものが出てくると急にそこだけフランス語で言ったりすることもあるそうで、「はい???」っとなるそう。そりゃそうですよね!affirmation(英語的にはアファメーション)を、「アフィルマシオン~」と言ったりする、と。(分かるわけない(笑))。heavy が「アヴィ」、high part が「アイパッド」と h が抜けるというのもあるそうです。アイパッドって、iPad ?て思うそうです。
ロシア人の英語はロシア語感がバリバリらしいです。うん。やっぱり日本語感バリバリの英語でも良いんじゃない私達?
そんなロシア人、覚えた日本語は「お疲れ様でした」だそうで、最後に
アツカリサマジシター!
って言って去っていくそう。
いいじゃん!いいじゃん!
そういうバリエーション、あっていいと思います(^o^)
なので、TOEICの英語の微々たるバリエーションでブーブー言うのはやめて、楽しみながらリスニング強化しちゃおうと思います。色んなバージョンの英語、話せるようになったら楽しそうだなー(/・ω・)/