英検ライティングは仕組みを知って最低限の言い回しを覚えていれば割と点数が取れるものです。基本フォームを確認しておきましょう。
基本フォーム
英検ライティングには使えるフォームというものがあります。これは少しでも英検ライティングの勉強をしたことのある人なら、「はいはい知ってます」と即答できるほど恐ろしくシンプルなものです。でも知らないと作文が迷走してしまうので一応サクッと説明します。
● body
理由1+その理由をサポートする事例
理由2+その理由をサポートする事例
● conclusion 結論
これだけです。しかも、導入部分と結論部分はほとんど文言まで決まっていて、ある程度の字数はそこで自動的に稼げるわけです。
今回はこの決まりきった導入部分と結論部分を見ていきましょう。
導入部分の文言
例えば質問分が
Do you think you can learn better from a teacher than on our own?
(あなたは先生から習う方が自分で学習するより良いと思いますか?)
だった場合、導入部分は
I think we can learn better from a teacher than on our own.
(私は先生から習う方が自分で学習するより良いと思います。)
もしくは
I don't think we can learn better from a teacher than on our own.
(私は先生から習うほうが自分で学習するより良いとは思いません。)
となります。質問文とほぼ丸かぶりです。
- 冒頭に I think か I don't think を入れる
- 質問文にある you を we に変える
- その後ろは質問文のDo you think以降のものと同じ文言を入れる
本文
理由1を始める時に
FIrst, .....
理由2を始める時に
Second,.....
と、入れます。First of all,... / Second of all,... としても良いですね。
結論部分の文言
Do you think you can learn better from a teacher than on our own?
(あなたは先生から習う方が自分で学習するより良いと思いますか?)
という同じ質問文で結論部分の文言を書くとしたら
For these reasons, I think we can learn better from a teacher than on our own.
(このような理由から~と私は思います。)
もしくは
For these reasons, I don't think we can learn better from a teacher than on our own.
(このような理由から~と私は思いません。)
となります。
- 冒頭に For these reasons と加えるだけで導入部分の文言とまるかぶり
まとめ
英語で文章を書く時は、冒頭と最後に意見表明する事がとても多いのです。特に英検ライティングの場合、冒頭に意見を表明をする事は必須です。(最後の結論は字数が足りなくなった場合省略することも可)まずはこのフォームをいつでもサッと使えるようにしておきましょう。
※質問文のその他のバージョン※
Do you prefer living in a city or in the country?
(あなたは都市に住むのと田舎に住むのとどちらが好きですか?)
→I prefer living in a city.
I don't prefer living in a city
※今回のシンプルバージョンは主に英検準二級、二級で使いやすいフォームです。英検3級の場合字数が少ないため更に簡潔に表現します。準一級、一級でも基本的な形は同じですが、表現はもう少し高度なものを使います。