先日、お友達とアマオケのコンサートに行きました。アマオケのコンサート行くのなんていつぶりだろう!音楽は大好きだけどコンサートにはあまり行かない私。なんかね、会場に閉じ込められる感じが気になっちゃう時があるんですよね。閉所ってわけでもないんですけどね。「ここから出たい!」という衝動のトリガーがどこにあるのかよく分からないので、あんまり閉じ込められる空間には行かないようにしているんです。
でも、まあ、アマオケだし、本当に具合が悪くなったら申し訳ないけど途中で席を立たせてもらおう、くらいの感じで今回は聴きに行きました。メインがドボルザーク交響曲第八番だったしね!!
今回コンサートに誘ってくれたのは、友達の友達として知り合ったクラリネット吹きさん。彼女は、初めて会った日に、おや!!!っと思った数少ない友達です。
音楽の聴き方が似てる!
なかなかいないんです。私の妄想話に「分かる~!」って普通に会話成り立つ人って。(^O^)
こんな会話になります。
パンフレットを見ながら
私「ドヴォルザークって肉屋の倅だったんだ!?」
友「そうですよ!」
私「あーなんか分かるわーなんか分かるわー」
友「商店街似合いますよね」
私「それな。らっしゃいらっしゃい!!が合うよね」
友「ですよね。コロッケ売ってそうですよね」
私「ステーキよりコロッケだよね」
友「王宮料理ではないですよね」
私「そう。それ。私、ドヴォルザークとは結婚できると思うねん。ブラームスは愛人どまりだろうけど。」
友「あーなるほどー。生活感がでるかどうかですよね。」
隣で聞いていた連れは苦笑しておりました。(^O^)
そんなアナリゼ聞いたことないぞ!って(^O^)
そうでしょうとも。これはアナリゼではないのだ。ただ勝手にそう感じちゃってるだけなんだ。時代背景とか史実とかなんもカンケーねぇ。音楽からにじみ出る作曲家のヒトとナリを想像してニヤケるという妄想。だって頭の中に勝手に浮かんできちゃうんだもん。
そう。この友は、そういうのが勝手に頭に浮かんじゃう、そしてこの勝手に浮かんできちゃう風景がとても似ている!という奇特な友なのです。シンクロ率98%。(笑)
その友とショパンの話をしたとき。
友「ショパンはちょっとね~。リストもですけど。ちょっとね~。」
私「えー!私、ショパン好き~。」
友「ちょっと技巧的すぎますよあの男は。そういう男はあまり好きじゃないんですよね。」
私「あー。それな。」
注)曲の話ではありません。二人の中では、ショパンの曲から醸し出されるショパン像が頭の中に浮かんでいて、そのリアル(?)なショパンという男の話をしています。
私「私も技巧的な人はあんまり好きじゃない。でもさあ、シャレオツに決めてるけどさあ、急に激アツになるあたりのギャップがたまらんのですよショパンはさぁ。」
友「あー、あついとこありますよねぇ。」
私「え!そんなに熱いとこあるんですか!?って恋に落ちるわ。」
友「私だけに見せてくれたの?!的なやつですよね?」
私「そうやん~!!」
ショパンは、私の中では完全に「あり!」。彼女は「なし!」らしい。
男の好みは人それぞれよね~。
私も彼女もブラームスが大好きで、その点は合致しているのだけど、ショパンに関しては意見が分かれました。不器用で情熱的なブラームスには落ちるけど、シャレオツなのにギャップ萌えするショパンには落ないのね彼女は。
私は、どっちにも落ちる。←
皆さんはショパンは「あり」ですか。「なし」ですか。(^O^)