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【2019年】大阪府吹奏楽コンクール高等学校A組、1年ぶりに感動です。

昨年初めて「大阪府吹奏楽コンクール 高等学校の部A組」を聴いて大感動して帰ってきたわけですが、今年もチケットをゲットし聴いて参りました。聴いたといっても、前半の部と後半の部でホール入れ替え制だったので聴いたのは半分(13校+特別演奏)だけでしたが、それにしてもお腹いっぱい楽しませてもらいました\(^o^)/

 

で、1年ぶりに「大阪国際会議場」で演奏を聴いたわけですが、ほんと、このホールの音響が酷い(笑)。普通のホールで演奏したら「しっかり響くんだろうなぁ」と思われる学校でも、もう音が小さくて小さくて、ものすごーい遠くで吹いてるみたいに聞こえちゃう所があるほど。ソロなんて、下手したら「え?吹いてます?」ってなっちゃう場面も。審査員席(2階)の真下で聞いててこれだから、ホント、響かすのは大変そうなホール。とはいえ、強豪校の演奏は、こんなホールものともしない「うっつくしい、圧倒的な響き」をバンバン繰り出してくるわけですから、「あ~。ホールにいちゃもんつけてる場合じゃないよね~。」と思わざるを得んのですが…。

 

後半の部「金賞校とその印象」

関西創価高等学校:代表

課題曲:Ⅳ 自由曲:「第三交響曲」J.バーンズ

 

実は、関西創価さんの演奏中、私は「妄想聞き」にはしってしまい、あまりちゃんと聞けてなかった気がしております…。どうも、演奏が私の「心地よいと思う演奏のツボ」とズレており「もっとリズムをシャキッとしてたらこう聞こえるだろうになぁ~」とか「もっと緊迫感もって弱奏吹いてくれたら引き込まれるのになぁ~」とか、実際の演奏をちょっと聞いては妄想を膨らます、を繰り返しているうちに演奏が終わってしまい、実はどんな演奏をしていたのかを聞いてなかった!という事態に(笑)。なのでここで語る資格はないかと…。

 

早稲田摂陵高等学校:代表

課題曲:Ⅳ 自由曲:過激「蝶々夫人」より G.プッチーニ

 

とても丁寧に細部まで注意して練習してきたに違いない!!という美しい演奏でした。昨年も早稲田摂陵さんの演奏を府大会で聴きましたが、朝はやーい時間の演奏だったせいか、結構弱々しかったのを覚えています。今回は、この響きにくいホールでも、美しく響きが感じられ、特に自由曲の最後の長ーいクレッシェンドは圧巻でした!!

 

プール学院中学校・高等学校

課題曲:Ⅱ 自由曲:ブリュッセルレクイエム B.アッペルモント

 

ゴリッゴリに難しいと噂の(?)ブリュッセルレクイエム!最初から最後まで、超絶カッコよかった!!!はい。私はこういうの大好きですから、テクニックがどうとか全然分からないけど「金賞代表!!!」と思っておりました。リズムが引き締まってて最高にカッコ良かったし、ハイトーンも美しかったのに、なんで代表じゃないんでしょう?ねえ?なんで?!府大会の壁、高過ぎじゃない???

 

清教学園高等学校

課題曲:Ⅳ 自由曲:ノーヴェンバー ナインティーン 樽屋雅徳

 

ハーモニーが美しかった~!ハーモニー重視でめっちゃ鍛え上げてきたのかな~!ずーっと丁寧な音で「ほ~!!」と唸りました。選曲のせいだと思うのですが、ちょっと「まったり」しがちだったので、ちょっとパキっとした部分もあると良かったなーと思いました。けど曲がそういう曲なんだからしょうがないよね、多分。

 

東海大学付属大阪仰星高等学校:代表

課題曲:Ⅲ 自由曲:交響詩「ローマの祭り」より O.レスピーギ

 

サイコー!!!!!(笑)

今回は、大会の前に仰星さんの練習している音源を聴く機会があり、大会で生で聴けるのをとても楽しみにしておりました。だって、練習の音源って、大体音は悪いしあんまりよく聴こえないんだけど、「これはきっとスゴイに違いない!!」と確信させるような音だったのです。実際聴いて、さすが!!!と唸りました。

課題曲Ⅲ。楽しみにしてたんですよ~。明るくて軽くて「あっちへフワッ♡こっちへフワッ♡」と、低音も全然重くない演奏。課題曲Ⅲってなんか低音が難しい事してて、それに引きずられてテンポがノソノソしてくる演奏もあるけど、そんな事態には陥らず。流石ですねぇ~~~!

自由曲!ローマの祭りですよ!!!カッコ良かった~~~♡トランペット、全員死ぬほど上手いのかね(笑)?はぁ~。全体の響きもリズムも、もう文句なしで、圧倒的な音量とクオリティ。もう一回聴きたい~~!!

 

四条畷学園高等学校

課題曲:Ⅱ 自由曲:シンフォニエッタ第三番「響きの森」 福島弘和

 

課題曲Ⅱが超絶オシャレだったんですけど!!なんだろうこれ!典型的な課題曲でこんな風にオシャレになるんだね??(笑)。リズム隊が非常~~に心地よくて、ずっとこのリズムにのっていたかったです。しかし、前の学校(仰星さん)の圧倒的な演奏の余韻がどうしても残っており(審査員の方々はその辺ちゃんと聴けるのでしょうが)どうしても、ちょっと弱々しく自由曲は聴こえてしまいました。特に弱奏部分の緊張感が…。金賞校、連続4校の4校目というのはプログラム的にちょっと可哀そうだったかなぁ…。(いや、でもこの次に演奏した学校はもっと辛いわなぁ。)

 

大阪桐蔭高等学校:代表

課題曲:Ⅰ 自由曲:「幻想交響曲」より第4,5楽章 L.H.ベルリオーズ

 

待ってました!!!(笑)

今年も桐蔭さんを生で聴くことが出来て幸せでございます。1年ぶりの座奏。去年始めて聴いて度肝を抜かれたのですが、どんな音だったかは正直忘れてたんですよね。だから、ワクワクしながら待っておりました。で、始まった途端「うわぁぁぁ。。。」です。

あぁぁぁ。

そうだぁぁぁ。

こういうのだったぁぁぁ。(笑)

課題曲Ⅰは「あんたがたどこさ」のテーマですが、桐蔭の演奏は、本当に「てまり歌」に聴こえました。この曲は「あんたがたどこさ」のテーマではあるけれど、吹奏楽曲らしく、大きく盛り上がったり、カッコ良くガンガン響かせるみたいなところのある曲だと思うのですが、桐蔭の演奏は、そういうの無いの。ずっと「てまり歌サイズ」なの。なんかね、他の学校がフォルテでガンガン吹いてるのがアホらしく感じられるくらい、コンパクトで美しいの。

そうねぇ。普通の学校の課題曲Ⅰが田舎の不良だとしたら、桐蔭の課題曲Ⅰは都会の優等生よ。不良たちにはきっと「すかしてんじゃねーよ!!」って言われるわね。でもいいの。そんなこと気にしないの。だって、ほら、こんなに美しいんだから。

てな感じでしょうか。とても同じ曲には聞こえんのですわ。なんだこれ?魔法か?なんかの魔法なのか?と言わざるを得ません。

自由曲もしかり。幻想交響曲。本当に幻想だったよ。もうさ、会場全体がさ、なんか現実じゃない所に連れていかれちゃってさ、息をのんだままさ、まばたきも出来ず、最後まで固まったまま、みたいな感じなんだよ。催眠術かよ?(笑)

そして今回最大の驚きだったのが、なんと「弦の音が聴こえた」ことです。いや、マジで。弦ないのに。弦の音、したとです…。後ろのおばちゃんも演奏後言ってたんです。「なんか、バイオリンの音したよね?」って。私だけではないとです…。恐るべしです…。

 

特別演奏:大阪府立淀川工科高等学校

課題曲:Ⅱ 

自由曲:バレエ音楽「ダフニスとクロエ」第2組曲より 夜明け~全員の踊り M.ラヴェル

 

府大会はシードの淀工さま!最後に特別演奏をして下さいました。めっちゃ楽しみだったー\(^o^)/だって、コンクール曲を生で聴くの始めてだったから!

課題曲、はや~~い\(^o^)/。というか、これが淀工のマーチ!なのですよね?シャッキリ!!!メリハリが半端ない~~。pとfでこんなに幅が出るのね???と。音は、硬め。桐蔭との違いがスゴイ。これは好みが分かれそうですね~。桐蔭好きは「ちょっと淀工の音、カチカチすぎない?」ってなるだろうし、淀工好きは「なんだ桐蔭のシャラシャラした音は!」となりそう(笑)。どちらも美しいのですが\(^o^)/

自由曲、ラヴェルですよ~。音がこんなにカチカチしててラヴェルとかどうなのかなぁ?という不安を一瞬で吹き消す、出だしのpの美しさよ!!なんだこれはー!!!淀工のp、すげぇ。泡が湧き出ては消えゆくようなpの音が、ちゃんと聴こえ、かつ硬くなく、デカくなく、滑らかなのだ…。ちゃんと、ほそーい絵筆で泡を一つ一つ描いて美しく重ねていった絵みたいなの。ボワボワしてないの。どうやったらこんな事になるんだい??(笑)そして、圧倒的なf!!!とにかく音の幅がスゴイんだぁ…。はぁはぁ。

 

まとめ

金賞以外の学校のクオリティもかなり高かったと思います!実際今回は銅賞がとても少なかったように思います。しかしながら、金賞校の素晴らしさは、いやはや、ちょっとレベルが違いますなぁ。特に代表確実枠にいつも入っている学校の演奏には感動しかなかったです。もう心が嬉しすぎて小躍りしたい気持ちをおさえながら聴いておりました。みなさん、素晴らしい演奏を有難う!

そう。この大阪国際会議場さあ、演奏中に客席があんまり暗くならないんだよね。これ、困る~。私は聴いている時に、ものすごい感情が顔に出るから、明るい中で聴いてると恥ずかしいんだよね。なので暗くしてほしいなぁ~。(笑)

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桐蔭鑑賞中↑