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ショパン:ピアノソナタ第2番が大好きだ。3つのお気に入りの演奏を紹介。

数々のショパンの素晴らしいピアノ曲の中でも、私は「ピアノソナタ 第2番」が大好きです。「なにそれ、聴いたことないわ。」と思ったあなたも絶対に知っているメロディーが入っている曲です。

 

この曲には葬送行進曲が入っているのです。葬送行進曲といえばアレ。と皆さんが頭に思い浮かべるだろうアレです(笑)。

ターン ターン タ ターン ターンタ ターンタ ターンタ ターン

です。(音、浮かびました?)

※浮かばなかったあなたへ↓ 初っ端からこのメロディーです。

https://youtu.be/C5oRITmyNVo

 

第3楽章のテーマの一つがこの葬送行進曲なのです。この葬送行進曲がショパンのピアノソナタの楽章の1つだったって皆さん知ってました?私は知りませんでした。ショパン聴こう~♪と思ってソナタを聴いてたら、このお馴染みのメロディーが流れてきてビックリしたのを覚えています(笑)。

 

今日は、お気に入りの3人のピアニストの演奏を紹介しながら、この曲を聴いているとどんな気持ちになるのか、書いていこうと思います。3人とも超有名なピアニストで、特に今更紹介しなくても!という感じですが、彼らは「さすがにさすがなのだ!!」と思うので書きます(笑)。

 

ウラディミール・ホロヴィッツ

彼のショパンを聴いた時から、ずーーーっとショパンはホロヴィッツで!派でした。このソナタに限らず、彼のショパンはオシャレ度抜群なんですよね。でもオシャレなだけじゃなくて、パッキリとした音で弾かれる速いパッセージやクリアな和音で急に詰め寄られたりもするので、唸るんです。ギャップ萌えです。

第一楽章

最初の一音から「あ~~。上質なピアノを聴いているぅ~~。」という気持ちにさせられます。1皿1皿、全てに「参りました」と頭を垂れるレストランで食事をしているよう。音のため方、響かせ方、揺れ方、優しさ強さ。あーーー。好きだーーー!!!ってなる。もはや曲がどうこうじゃなくて「ホロヴィッツ」に酔わされているだけであるともいう(笑)。

第二楽章

出だしのパッセージが独特な形で、強調して弾きすぎたらオドロオドロしくなっちゃうし、真面目に弾いたらとんでもなくツマラナくなっちゃいそうなんだけど、そこを絶妙なリズム感と音の強弱のメリハリでドンドン引き込むところが流石。弱奏部分に入ると、もう、また、急にオシャレ。この揺れ、本当に極上なんだよなぁ♡ワインを片手に、体を揺らしながら知らない人とひと時のワルツを楽しんでいるような気持ちにさせられる。そして最初のテーマが戻ってきて「ああ、やっぱり絶妙だぁ」となる(笑)。

第三楽章

葬送行進曲は悲劇的すぎないタンタンとした演奏。タンタンといってもサラっとしてるわけじゃないよ?テンポが丁度良い…。間(ま)と言いますか何と言いますか…。足を引きずらない程度に歩く。胸に沸き上がる悲痛な思いとはうらはらに、タンタンと歩く。そんな行進。葬送行進曲が終わって一転、優しいメロディーが始まります。ここを始めて聴いたときは衝撃だったなぁ………。葬送行進曲のあとにこんなに優しく美しいメロディーが続いていたなんて………涙。です。今まで生きてきた人生を静かに振り返っているような気持になります。走馬灯です。小さい頃の思い出。ずっとここに居たい。そんなメロディ。限りなく小さな音。響きだけがそこにある。ここを聴いている時はフリーズして泣きます…。そして葬送行進曲が戻ってきて、現実に引き戻される。最初に出てきたのと同じメロディだけど…最初より、複雑な気持ちで聴くことになります。

第四楽章

蠢くなにか。この世のものではない。もうこの世ではない。ゾワっとする。

 

↓ホロヴィッツの演奏はこちらで

https://youtu.be/AkQGKuF5MqU

 

マウリツィオ・ポリーニ

速いパッセージも大理石のような音で弾いちゃうポリーニも大好きなピアニストです。彼のブラームスとかベートーベンはよく聴いていたのですがショパンはあまり聴いてなかったんですよね。(なんせホロヴィッツのショパンに心酔してたから)

でも、今回聴いてみて、さすがにポリーニなのだ!と脱帽しました。ホロヴィッツの世界観とは全く違う……♡

第一楽章

出だし、悲劇的な音色。あぁぁ。。。これはもう恨み節に近い悲劇色じゃないか。打ちひしがれたポリーニ。そして、フッと沈静した音色に。自分を取り戻そうと一旦落ち着くポリーニ。

でもやはり恨みが…恨みがぁ…!

抑えきれない叫び

いや、落ち着くんだ

そう、落ち着いて考えようよ

いやでも、うわぁぁぁぁぁ!!!

この心の葛藤が繰り返される1楽章。

音のダイナミックスが変幻自在と言いますか、ガーン!!!と弾いたかと思ったら、スッとホロホロ優しくなる。極上の音色でこれをされるともうひれ伏すしかないっす…。

第二楽章

煽られるように雪崩れ込むように始まる2楽章。1楽章の恨み節を引き継いでいるかの如し。まだ怒ってるポリーニ。弱奏部分でまたもや気持ちを整理するポリーニ。ホロヴィッツのようなワルツ感、オシャレ感は無い。なにかを処理しているような音だ。理性的な弱奏。最初の強奏部分に戻ってくる所では、最初のような「煽り」というより、理詰めで追い詰められている気分になる。理論武装して詰め寄るポリーニ。

第三楽章

足をひきずって歩く

神様への率直な問いかけのような音

それは怒りなのかもしれない

「なぜなんですか」

「なぜこうなったんですか」

うん。ポリーニはずっと何かに怒っているようなんだよな。

 

そして弱奏部分

ハッと息をのんでしまうほど優しい音

そして少し寂しい

恋焦がれていたものへの

切なくピュアな思い

 

僕は、これが欲しかっただけなんだ

 

(心からポリーニを抱きしめてあげたくなる…)

 

遠くから忍び寄るように戻ってくる葬送行進曲のフレーズ

どんどん大きくなって大きくなって

出だしで聴いた時には「怒りに」にしか聞こえなかったけど

あの優しすぎる弱奏を聴いてしまった後には

ただの怒りには聞こえない。

第四楽章

間髪入れずに4楽章。何かが解体していくような感覚。崩壊というより瓦解。一つの大きな塊だったものが端からほどけていくようにバラバラになる。

 

ポリーニの演奏はこちら↓

https://youtu.be/TNt9Oj1AgaA

マルタ・アルゲリッチ

彼女の名前はずーっと前から知っていました。風の噂で?その「人となり」も「演奏」もとても情熱的と言うか激情型だと聞いておりました。もしかしてヒステリックな演奏なんじゃないの?という勝手な思い込みで真剣に演奏を聴いたことがありませんでした。が、今回この曲で初めて彼女の演奏を聴いて「!!!!!」となった次第です(笑)。

 

第一楽章

疾風。疾風なんだけど、風の強さがクルクルと変わる。ただビュービュー吹く風じゃない。気が付くと、その風をもっと感じたくてジッと体を預けている自分がいる。冒頭のフレーズが戻ってくるあたりでふと気づく。

1秒も理性を感じさせる瞬間がない…。(汗)

ポリーニが気持ちを落ち着けていた弱奏部分でも、全然落ち着いてない。というか、アルゲリッチは怒ってもないし落ち着きもしない。アルゲリッチが弾いてるけど、弾いているのは人間じゃない、という感覚。

巫女体質と言いましょうか…。

なんか乗り移ってる…。

としか言いようがない。

なんかに乗り移られているアルゲリッチに好きなようにされてしまう私。強奏部分の激しさでワサワサ揺すぶられ、それとは裏腹に弱奏部分ではずっと優しく撫でまわされるような感覚。ヤバイ…。

第二楽章

やめて

と言っても、無理

押し寄せる押し寄せる押し寄せる

この脅迫のような詰め寄りをどう躱せるというのか

 

弱奏部分

耳元で囁かれ続ける

吐息

こちらの理性が吹っ飛ぶのも時間の問題です…

 

強奏に戻る

もう金縛り状態で動けない

これは…

上質な娼婦かなんかでしょうか…?

 

思い出すのは「ノルウェーの森」のワンシーン。ピアノの先生(女)が生徒の女の子に体を撫でまわされて、理性がふっとび、もういつものの日常生活は送れなくなる、ってなった所。多分、あの生徒は小さなアルゲリッチだったに違いない。先生は、彼女の演奏を聴いている時からゾクゾクしていたに違いないのです。

第三楽章

淡々と進む葬送行進曲

急に突き放されたかのような気持ちになる

自分の内面をクリアな鏡で見せつけられる

 

弱奏部分

女神から話しかけられているが如し

私と女神との二人だけの時間

もう全部どうでもいいから

どうか

どうか

あなたの元に

このまま…

どうかこのまま…

 

戻ってくる葬送行進曲

厳しさと優しさに翻弄されたまま

ただ

歩かねばならぬ道を歩いていく

どんどん高まる

もう後ろを振り返る事もできない

第四楽章

静かな4楽章

意識が混濁していて

周りがよく見えない

 

劇的な最後

心臓をひとつき

 

アルゲリッチの演奏はこちら↓ 

https://youtu.be/UsXsQQDzxNU

 

まとめ

本当に、3人とも全く違う景色を見せてくれる演奏だなーと思います。因みに聞く順番としては、ここにある通りホロヴィッツ→ポリーニ→アルゲリッチが良いと思います。アルゲリッチのあとにホロヴィッツを聴いたりすると、あれ?ってなると思いますのでご注意を。これは、あれですよ。ロマン派の萌え萌えのメンデルスゾーンとかチャイコフスキーのバイオリン協奏曲を聴いた後にベートーベンのバイオリン協奏曲を聴くと「あれ?」と一瞬つまらなく感じるみたいなもんです。←

 

アルゲリッチ、ヤバイです(笑)。これは翻弄される男が何人いてもおかしくないわ!

昭和女子がKing Gnuを聴いて思う事

「最近、高校生の間ではこういう曲が流行ってんねんで。」

と娘が教えてくれたのは、オフィシャル髭男dism、Mrs Green Apple、King Gnu。

どれどれ。とAppleMusicですぐに聴いてみる。

順番に聴いていく。ほー。ほー。なるほどなるほど!

 

で、King Gnu の番。

曲名は「Teenager Forever

 

うん。はい。こういう声。こういうリズム。うんうん。流行りそう!

「ん?」

なんだろう。なんだこれ?

キャッチーな雰囲気を醸し出しつつ、予定調和からハズれていく。

思ってたんと違う展開が続いていく。

 

沢山の細い針金で作った四角がグニャグニャ形を変えていきながらも崩壊しない。

みたいな不思議ワールド。

面白い!!!

 

そして「白日」。

出だしの声!

これは!!

高校生をエロイ気持ちにさせているに違いない!!!←

いやぁ。吐息交じりといいますか。なんといいますか。

売れるはずです!

 

私が1番気に入ってるのは「」。

これも、あ~、そっちに行くんですか~~!!!の連続。

背筋がゾクゾクしてくるほど心地よい転調。

短いスパンで転調していくサマは、クルクルと変わっていく女の表情のよう。

昭和女子には受け止めきれないほどの展開です。(笑)

↓受け止めきれない状態に陥りたい昭和女子へ

https://youtu.be/g4_nRpHotMo

 

これは絶対にイヤホンで聴いたら唸るやつだな!と確信。

イヤホン投入。

情報量!!!!!

う、う、受け止めきれないってっ!(笑)

 今どきの子達の脳はどうなってるんでしょう!

はぁはぁ。

 

生粋の昭和女子は倒れそうでございます。

もちろん鬼リピです。

娘が学校行ってる間も鬼リピ。

 

娘、帰宅。

私、どっぷり「傘」まみれ。

 

娘「ハマってるやん。」

私「ハマったね。」

娘「てかさ、今どきのJポップってこういう感じな。(冷めた目)」

私「気に入らんの?」

娘「パフィーのアジアの純真とかの方が好き。」

 

そう。娘は昭和を愛する女なのだ。

好きなマンガはセーラームーンらんま1/2(マンガも買い揃えてある)

愛するアイドルはSMAP。(好きなアルバムは006←古い!!!)

 

そんな昭和ラブ女子、「傘」から「アジアの純真」に曲を強制変更。

懐かしい…♡

娘「いいやろ??!」

私「うん」

娘「いいやろ!???な?結局みんな、ここやねん。(キリッ)」

 

ということで、娘を真の昭和女子に認定したいと思います。

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リアル昭和女子(私) はパフィーもKing Gnuも素晴らしいと思います\(^o^)/

久々に新しい曲気に入ったな~♡

H ZETT M ピアノ独演会2019冬 に行ってきたよ。

先日大阪で行われました、「H ZETT M ピアノ独演会2019冬 大阪クリスマスSPの陣」に行って参りました。2年ほど前に彼の弾く「千本桜」を聴いてから、一度「生で!」この音に翻弄されてみたい!と夢見てまいりましたがその夢がかないました。

↓「千本桜」はこれ

https://youtu.be/h-H7efywwr4

 

彼の演奏の何に惹かれたかと言うとまずは「」。ピアノの音自体がうーつーくーしーいー!同じ曲を弾いてもこういう音になる人ってあんまりいないと思うんだよね。そして次に「アレンジの仕方」強弱であったり揺れであったり最高かよ~~~。あとは「スイッチの切り替わり方」と申しましょうか。音の処理の仕方にも関係していると思うのですが、一瞬でガラッと風景が一変するような演奏なんですよね。センスの塊かよ!!!と思わずにはおれませんでした。

 

チケット~会場

普段はクラシック音楽を好んで聴いていますが、このピアノは何としても生で聴かなくては!と思いつつ2年経ってしまいましたが、今年はコンサート情報をタイムリーに発見!←

すぐに予約。指定席は売り切れでしたが、自由席を3000円でゲット。

 

演出が見えにくい席、という但し書きがついていましたが、私は普段からそもそも舞台の人を見ながら演奏を聴くことがあまりない。目で見ていると、耳がおろそかになるんでねぇ。耳だけに集中して聴いた方がよく聴こえるんです。だから、まあ良い。と思いつつ、あんまりなんも見えないんじゃ詰まらなすぎるので開場時間には会場に行き、なるべく良い席を取れるよう頑張りました。

 

開場時間につくと列が外にまで伸びておりました。すでに出遅れとる!状態でしたが、自由席は整理券番号システムで、開場時間にその場に居れば番号順に優先して通してもらえる仕組みでしたのでなかでも良い席をゲットできたと思います。整理券番号は23番でした。

座った席からの眺め。

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かなり手すりから身を乗り出すとこんな感じに見えます(笑)。

この自由席エリアなんですが、席がですね、完全にステージの方を向いていないのです。普通に座って聞いていたら奏者は1ミリも見えないのだ!手すりから身を乗り出して真横を見ないと奏者は見えないのだ!だから2列目の人はもう見ることは諦めよう。って感じです(笑)。そして所々に太い柱もあり、その柱の近くの人は1列目でも見ることは諦めよう。って感じです(笑)。ハードル高いわ~。そりゃ但し書きいるわ~。

 

そもそもコンサートホールというか集会場っていうか、だもんね?

大阪市中央公会堂!

雰囲気はあるけどね!外ではクリスマスのプロジェクションマッピングしていたり、ライトアップイベントしてたり、クリスマスイブにはもってこいだったかもしれません。(私は1人で行ったけどね。)

 しかし、寒かったー!

そもそも寒がりの私はどこへ行く時でもマックスの装備でひざ掛けやらショールやら持っていくのですが、総動員しても寒かった!そして風邪をひいた!!うぬぅぅぅ。

演奏

ところで、肝心の独演会ですが、千本桜の演奏で彼に惚れ込んだわけですが、それ以外の彼のオリジナルソングというものを私は知らないまま会場に向かいました。うっすら動画で見た感じなどで「ちょっとトリッキーな演出があるかも」というくらいの認識で会場入り←

 

でも、「彼の音」と「彼のセンス」を気に入ってるんだから、どんな音楽が来ても大丈夫でしょう、という謎の安心感(笑)。そして独演会が始まりました。

ええ音やぁぁぁぁぁ~~~~~。

やっぱりやん。

ええや~~~~ん。

 

なんなんだろう。彼のプロフィールなどに

高度な技術と無重力奏法とも評される超人的パフォーマンス

という文言を見かけるんですが、うん、なんだかね、1音1音が美味。

音を響かせる時の音は恐ろしく優しく艶やかに広がっていく、でも響かせない音は全く響かない、スッと引っ込む。このスッと引っ込む音がなんとも不思議なリズム感を生むと言いますか、彼の中を流れるリズムがまず絶品にカッコイイリズムなんでしょうが、それを体現すべく生み出された音というか。ピアノは打楽器であり弦楽器だ。という気持ちにさせられる演奏というか。超絶技巧を思わせる聴かせどころあり、ジャジーなセンス満載な曲あり、泣かせる曲アリで、大満足。

進行はこういった具合↓

第一部 45分程

休憩 15分

第二部45分程(アンコール含む)

第一部は電子音や声などが使われる演出もあり、私はそういうのはちょっと辛いのですが、でもピアノという枠には収まりきらない世界を生み出したいんだろうな、と思って拝聴していました。途中、コミカルな演出もあり、やっぱりちょっとでも舞台が見えて良かったです(笑)。第二部はピアノ1本で聴かせまくり。幸せ~~~~。

 

特に印象に残った演奏

聴いている時は何の曲か知らずに聴いていましたが、帰ってからセトリをチェックしてAPPLE MUSICなどで楽曲をチェックして思い出したものを書いています。

ほろ酔いバランス

ジャジー。気持ち良い揺れー。あー。このままさー、このままテクテク歩いていけばいいやー。途中で鳥の声が鳴いたりしてね。気持ち良かったなー。そしてコミカルな演出も。挙動がチャップリンのようですね H ZETT M さん(てか、ファンのみなさんは彼の事をなんて呼んでいるのでしょうか?)。かわいいかったです。音楽でお話しする人なんですね~。

ランドスケープ

都会の風景がまず浮かんできました。そこは寂しさとクールさが背中合わせにあるような空間。途中で「千と千尋の神隠し」を思い出すような箇所があって、そういえば、千尋が最初にあの異空間ともいえる油屋に迷い込んだ時の「どこにも属していない」感覚もこれに近いんだよなぁと思ったり。そしてそういったちょっと色の無い無機質に感じる空間を、突如バサーっと飛んでいく鳳凰。色が美しくて大きくて自由だね。と思いながら眺める。そんな気持ちにさせられた演奏。中央公会堂に鳳凰が舞いました。泣きました。

ジングルベル

ただのジングルベルがなんでこんなにカッコイイんでしょうねぇ~~~。参りました。ただ、サッと弾いただけみたいなんですけどねぇ~~~。

ネクタイしめて

オシャレ心のない輩には絶対弾けないなって演奏。あ~。カッコええ~。盤石な礎のうえで好き勝手にダンスする音達の楽し気な事よ!

確かな日々

古き良き日本の風景。草っ原。風。小さい花。小川。そして子供時代。そんなことが頭に浮かび、とにかく涙がとまらない。独演会最後の最後に涙涙。家に帰って、音源で音楽を聴きながら、色々思いを巡らせてみるに、あー。ああいう風景、いっぱい無くなっちゃった…。あー。子供時代、終わっちゃった…。という感情を想起されていたのかなぁと。そしてタイトルに「確かな日々」とついていた事にも一人頷いております。そう。あの頃の風景の中で過ごしていた日々は毎日とても「確か」だった…。音源で聴いても良い曲ですが、生で聴けて本当に幸せでした。

こちらは2017年のモノ↓

https://youtu.be/35lpFUGViWI

こちらも2017年のモノ↓ですが、アレンジが全然違う~♡

華やかバージョン♡これも生で聴きたいやつ!あ~。同じ曲でも毎回違うんじゃ毎回聴きに行くしかあるまい!(笑)

https://youtu.be/j6xe_BQPhs0

まとめ

ここにまとめた印象に残った演奏以外にも、ハッとする演奏箇所が沢山あったのですが、1曲1曲区切ってなかったり、アレンジがあったり、どの曲のどこに感動したのかよく分からないものがワンサカ。とにかく、とても素晴らしい時間でした!これからも注目していきたいと思いました!

 

ちゃんとしたライブレポートはこちらで(笑)↓

a-files.jp

ベルリンフィル日本公演聴きに行きました(ブルックナー交響曲第八番)

先日、ズービン・メータさん指揮のベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートに行って参りました。曲目は「ブルックナー交響曲第八番」。なが~~い交響曲を一曲。なかなかハードル高い演目ですよね(笑)。

チケットを買う時の注意書きにはこんなことが書いてあります。

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曲は1時間半くらいあります。ポピュラーな交響曲の2曲分くらいの長さかなぁ。なかなかのプレッシャーです(笑)。

因みに、今回ドアの近くの席だったのですが、曲の途中(かなり前半)で出ていかれた方がいました…それから再入場は無し…。気分悪くなっちゃったのかな…可哀そう(´;ω;`)。おそらく4万円弱の席に座っていたと思いますが…1万円分も聴いてなかったと思います。←

 

長い曲のクラッシックのコンサートはハードルが高い…けどちょっと行ってみたい…方へ、そしてベルリンフィルってどんなもんなん?という疑問をお持ちの方へ、今日はコンサートがどんな感じだったのかまとめてみたいと思います。

会場の様子

開場時間6:00、開演時間7:00。6時半頃に到着すると、すでになかなかの熱気。今回、チケットが完売していなかったので「もしやガラガラな感じだったらどうしよう…。ベルリンフィルの人がガッカリするよ…。」などと心配しておりましたが、みんなのワクワクがあちこちで感じられたし、席も最終的にはほぼ埋まっており「よしよし」という感じでした。(誰目線だ?)

 

会場ではパンフレットの他にベルフィンフィルグッズが売っており(CD、DVD、その他バックとか雑貨)指定の商品を買った人には「サイン会への参加招待券」がついています。(誰がサイン会にくるのかも書いてあります。)

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パンフレット、カッコイイ!

全46ページ2000円。

指揮者紹介、楽団紹介、曲紹介、作曲家紹介が詳しく書いてあって面白かったです。演奏するホールが変わるとこんな苦労があるよ、などという事なども書いてあって勉強になりました!

 

今回A席で購入した私は、1階席の最後列(上手寄り)でした。通路のすぐ横だったので両側にお客さんがいるより随分伸び伸び出来たと思います。でも、2階席が頭上に張り出しており、うーん、音はどうなんだろう?とちょっと心配になりました。

 

演奏を聴いた感想

一番肝心な演奏の感想は、もう月並みすぎますが「上手い」です。字で書くとちょっと伝わりにくいんですが、軽々しい「上手いね~」とか「さすがです~」とかじゃなくて、「上手い…」と言ったきり5分くらい黙りこくってしまう感じです。

この人達は人間なんだろうか…。と考え込んでしまう程。(笑)

 

特に「うぅぅぅ…!!!」と唸りまくった所は、弱奏の部分です。ブルックナー8番は、派手な金管の「ババーン!!!」的なハーモニーがとてもカッコイイ曲なので、それを期待して行ったわけですが、それももちろんババーンとカッコ良かったのですが、弱奏部分の美しさは本当に人間業ではない…!と唸らされました。

 

ブルックナーは、曲の途中に音がフッと消える所がいっぱいあるんですよね。そして、フワっと弱奏でまた音が始まる。その「消える瞬間→間→始まる瞬間」が、もう、お客さん全員息をのんでシーンとしてる中、なんの雑味もなく、フッと消えて、フワッとそれはそれは美しい音で始まるのです。か、か、か、神業だぁ!!!

 

楽器を演奏する人は、弱奏の部分の難しさ、音の入りの難しさはよく分かると思いますが、そこが、やっぱりそこが、完璧なのだベルリンフィルー!!!

 

特に第三楽章の美しさは極上でした。音の柔らかさ、滑らかさが半端ない。ほら、よく歌う時にガは「か」に〇をつけて歌うんですよ、て言われるじゃないですか。ちょっと鼻にかけた「んが」みたいな感じのやつ。ずっとあの音です。バイオリンなんて特に、ちょっと油断すると「キー!」ってなっちゃうと思うんですが、「キー!」なんて1音もない。バイオリンの音が悪目立ちすることが皆無でハーモニーの一部に完全に溶け込んでいる…。

 

始まって2分くらいの所で(4分くらいと最後の方にもある)、「音が段々上がっていって最後にハープがポロロン~」て所があるんですが、私的には「天国へのいざないのフレーズ」と呼んでますが、もうそこの天国っぷりったらなかったっす…涙。

 

全体的に本当に上品な演奏でした。パンチをきかせた調味料まみれの料理ではなくて「うわぁ、なんだろうこの優しく深い味わいは…」って口の中で何度も反芻したくなるような、反芻しても結局なんの味か分かんないけど、とにかく鼻に抜ける香りまでもが美味しい…みたいな料理です。←

 ※金管ババーンもすさまじくカッコ良かったです!!!

素晴らしいなぁと思った楽器

どの楽器も素晴らしかったのですが、特に素晴らしかったのはチェロとホルン(ワーグナーテューバかも)です。

チェロは自分が弾くからかもしれませんが、特に耳を奪われました。音色ももちろんですが、パートとしての一体感がスゴイと言いますか、まるでチェロ1本で弾いている演奏を聴いている錯覚に陥りました。何度も「え?ここって一人で弾いてるの?」とチェロを見るとみんなで弾いている、という事が起こりました。

ホルンは本当に本当に本当に美しかったです。ホルン素人が聴いてもおそらく100%ブラボー!と叫ぶでしょう。特に第三楽章の終盤のホルン、音が、もう、すさまじく小さいのに、めちゃくちゃ綺麗で…涙。すごーい遠くの山から、うっすらなんか聴こえてきたぞ。ああ、ホルンの音かぁ。綺麗だなあ…♡って感じです。ホルン奏者が物理的に演奏中に遠くに移動したわけではないのに、すごい遠くから吹いてるように聴こえるってなんなんだこれは!!!と驚愕しました。

思ったのと違ってたこと

ライブで聴く時には大体「自分が思ってたんと違う演奏でガッカリしたらどうしよう…」という不安がつきまといます。特に今回はかなりの高額チケット!ガッカリしたら残念過ぎる!と思っていました。でもやっぱり今回も「あれ?ちょっとちゃうなぁ。」という事がありました。

音に包まれなかった

私は音楽を聴く時の「音に包まれて幸せ♡」となる瞬間をこの上なく愛しています。普段は、吹奏楽を聴きに行って音に包まれて「わぁー♡!」となったり、CDをイヤフォンで聴いてる時に体中に音が満たされて「わー♡」となったりしてます。「体が音に包まれる、満たされる」感覚をライブで、しかもベルリンフィルの音で味わえたらどんなに幸せだろう!!!とこの2か月ほど妄想し続けていたわけですが、いざ始まってみると

 

「あれ…?音に包まれない……。おかしい…。」

 

演奏が前の方から聴こえるのです。いや、そりゃ、前の方で演奏してるので前の方から聴こえるのは当然なのですが(笑)、吹奏楽を聴きに行ったりすると、音がホールいっぱいに鳴り響くような、体が音で一杯になるような感覚ってよくあるんです。

 

吹奏楽みたいなデカい音の演奏聴きすぎたせいか!!!?

いや…バカデカイ音じゃないけど、でも絶対良い音鳴ってるのに…

やっぱり席のせいか?!!

あぁぁ、5000円けちらずにS席にすれば良かったぁ…

 

演奏中、色々考えちゃって気が散りました。←

 

家に帰ってパンフレットを読んでいると、ホールについてのページがありました。そこでは「毎回違うホールで演奏する事の大変さ」「今回もホールごとに特色が違う」というような事が書いてありました。読み進めると

◆「ホール」には二種類ある

◆「多目的ホール」と「コンサートホール」

多目的ホールは、舞台上で演奏するオーケストラの後ろに反響板があるため、音は舞台から客席に向かって前から後ろへと放射状に飛んでいく。観客は、広がりのある開放的な音を浴びることになる。

コンサートホールは、四方壁が反響板なので舞台から生まれた音は四方に反射し、舌から上へと空間全体に広がる。観客は、音の中に浸るような感覚を楽しめる。

 

あああ!私の好みはコンサートホールで聴く音なんだ!!!なるほど!

そして今回聴いたホールの所を読むと

「大阪のフェスティバルホールは多目的ホール

ガックリ…。

そうかぁ…。

ホールのせいかぁ…。

納得です。そして、そういうとこもちゃんと調べとけばよかったなぁと後悔です…。

 

ベルリンフィルのイメージと違う

ベルリンフィルと言えば「こう!」みたいなイメージが私の中にあったのですが、そのイメージと演奏の感じが違ってるという気がしました。事前に家で聴いていたのは「ベルリンフィル✖カラヤン」。私の中では、ほう、なるほどベルリンフィルのブルックナー第八番とはこういう感じか!というイメージを勝手に作ってたんですよね。

「力強い、ちょっと荒れるくらいの情熱、たっぷり聴かせるメロディ」

みたいなね。

パンフレットにも「ベルリン・フィルの魅力とは何か(城所孝吉)」という記事で

◆ポルシェは安全運転しない

◆ベルリン・フィルの団員には、全身全霊を傾けて演奏する「激烈さ」がある

◆完成度と表現性がせめぎ合うギリギリのところで勝負している

 と、言った表現があり、うんうん、そうだそうだ!と思って読んでいたのです。

 

でも、いざ始まってみると、先ほど書きましたが「えらい上品!!!」だったのです。かなり安全運転なポルシェ。

あれ??イメージがちゃう…。

何か…なんというか…ウィーンフィルっぽいというかなんというか…。

 

「パッションゴリゴリ、じゃなくて繊細な美しさを追求しました」的なイメージ。これはこれで、完成されておったわけですが、ベルリンフィルってこんな感じなのね?と思いながら会場を後にしました。

 

家に帰って、パンフレットの指揮者のズービン・メータさんの所を読んでいると

◆ウィーン仕込みの本格派

◆ウィーン音楽アカデミーで納めたヨーロッパ風の合奏の感覚

◆ウィーン流を基盤に…

など「ウィーン」の文字があちこちに。そうかぁ…。指揮者のルーツがウィーン風なのかぁ…。と、「ウィーン風」がなんだかもよく分からないけど、なんだか「上品そう」な音楽の事だろう、と思い至りました。

 

ついでに、ズービン・メータさん指揮(イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団)のブラームス交響曲第四番を聴いてみました。ブラームスの4番は、今まであれこれ聴いているので、他の演奏との比較がしやすいかなぁと思ったのです。で、聴いてみた感想。

「上品だぁぁぁ…!」

やっぱり上品だった!優しいブラ4!えぐられない(?)ブラ4!そうかぁ!メータさんはこういう風に曲を表現するのかぁ!と合点がいきました。

指揮者との組み合わせでこんなにも演奏が変わるのかぁ!!と当たり前すぎる事に気付かされたわけです。

 

指揮者は、大切!!!(今更…)

 

気が散ったけど面白かったこと

演奏で生で聴くのは、素晴らしい!事に異論はありませんが、生で聴いているからこそ「気が散る」要因があったりしますよね。

 

1つ目は、楽章おわりのです。演奏中に咳をしないように我慢しているのは分かりますが、楽章が終わるたびに「そんなに!!?」っちゅうくらいの咳が。(笑)

楽章が終わるたびに現実に引き戻されました。いや~ん。

 

2つ目は隣のおっさんです。コンサートでどんな人の隣になるか、は結構重要ですよね!今回、私の左側に座っていた方ですが、なかなか風貌がユニーク。スニーカーに、パーカー、ジャケットを着ていたと思いますがキャップをかぶっていました。コンサートに来る恰好ではまずない(笑)。そして、その方、演奏が始まる前、かなりガッツリ寝てました。で、演奏が始まっても寝続けました。(たまに爆音の所で起きる)。なんと、最後まで寝てました。なにしにきたん?(笑)

イビキはかいていませんでしたが、寝息の音がデカい…。

スーーーースーーーースーーーー。

やめれ。(笑)

 

いやぁ。最初から最後まで寝るとは!長い曲だし、どこかでちょっと寝ちゃうかも、という危機感はみんなあったと思うのですが、最初から最後までって!なんか、格好も謎いし、実はベルリンフィルかメータさんの関係者で、もうこういう演奏聞き飽きたわ!みたいな感じなのかと勘繰ったくらいです。お見事(?)な寝っぷり、貫禄でした。

 

まとめ

行って良かった\(^o^)/

この一言ですね!次もまた行きたいです!そして違う指揮者でまた違ったベルリンフィルを聴いてみたいです!

 

行くまでの葛藤?はこちら↓

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15年ぶりにチェロで交響曲を弾くということ

15年ぶりくらいに、チェロで交響曲を弾く機会に恵まれましたヨーコです。かつてのオーケストラの部活の先輩やら後輩やらが集まって演奏会をしようと言う企画です。コンサートじゃないから、いつも弾いてない人も参加してね!という有難い企画です。しかも、弾く曲が「ブラームス交響曲 第四番」!私のバイブル的な曲です!特に第二楽章には熱い思い入れがあります(笑)。

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しかもこの曲は弾いたことがあるのです!なんにも覚えていないとはいえ(?)、馴染みがある部類の交響曲!この機会を逃してはなるまい!と参加することにしたのです。

 

で、まずしなければならないのは「チェロを調整に出す」でした。

15年も弦楽器を放置するとどうなるんでしょう…。こわいです…。腐ってるんじゃ…?弾いた途端、崩壊するんじゃ…?と弦楽器を放置したことのある人はみんな思いますよね(?)

 

半年ほど前に、少し出して弾く機会がありましたが、長い曲では無かったし、まあなんとかなるでしょう、と調整には出しませんでしたが、今回は40分以上弾くのです!!途中で弦が切れるとか、ペグが吹っ飛ぶとか、想像しただけで怖いです…。

 

しかし「調整に出す」と言っても、なかなか勇気がいるのです。あちこちメチャクチャだったら一体お値段いくらするの??おいくら万円なの!??と怖い。そして、こんな風に放置してたことを怒られるんじゃないかと怖い←。それと、私のチェロは限りなくパチモンに近いチェロ(?)なので、こんなの調整できるか!と怒られそうで怖い←←←。

 

大体、弦楽器屋さんって敷居が高すぎます。

高そうなバイオリンとかが壁中にキラキラ~~~~って飾ってあって、庶民は「覗きも禁止!!!」みたいな雰囲気ないですか?そんな中、ショボいチェロを持って入っていく勇気、今までどこにもなかったっす。でも、今回はブラームスの為なのだ!背に腹は代えられぬ!

 

とりあえず、アホなふりして入ろう…。

 

頑張って高い敷居をくぐって、チェロを差し出しました。

「何を言われるんだろうっっっ!!!」

とビクビクしながら待っておりました。隣では、お金持ちの(?)お嬢さんらしき方が高そうなバイオリンを試奏しておりました。聴いたことのあるコンチェルトをバリバリ弾いておりました。(帰りたい!!(笑))

 

笑顔で戻る職人さん。

「状態は悪くないですよ。裏板が剥がれたりもしてませんし。ペグも研磨剤の入ったグリスのようなものをつければ落ち着くと思います。弓を張り替えますか?弦はどうしますか?」

優しい…。

職人さんなら私のチェロがどんなもんか分かっておるはずですが、まるで普通のチェロを持ちこんだ人にするような対応をして下さる。有難う…。

 

弓を張り替えて、皮を変えて、サビをとって、弦を4本買って、と、最低限の出費で済みました。とはいえ、高い(3万弱)んだけど、せっかくのブラームスなのだから、これくらい良い。楽器を出すたびにペグが緩み切っているストレス(!)に比べれば安いものなのだ。

 

で、準備万端整いまして、練習開始!!!

 

うん。全然弾けないのは、まあ、予想通りなので良いけど、もっと困ったことが。

 

楽譜を譜面台に置くと#と♭と♮が全部おんなじに見える 

 

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これ、ダメでしょ(笑)。

目が悪くなってるにもほどがあるでしょ?

 

臨時記号の多いブラームス。

これをちゃんと弾き分けないとあの美しいハーモニーは紡ぎだされないのです!!!

ジーザス…。

 

【周りの皆さんから寄せられた対応策】

◆楽譜の距離の眼鏡を買う

ですよね~。そうやって「それ用」の眼鏡がどんどん増えていくのね…。

◆記号ごとに色を塗る

ちょっと恥ずかしいやん(笑)。隣の人と一緒に楽譜見るからさー!

◆1ページB4サイズにコピーしなおして製本しなおす

うん。これ、良さそうですよね。でも面倒くさいようぅぅぅ。

◆デカい五線譜に写譜する

いじめ?(笑)。写譜の時点で記号を書き間違えそうなので却下。

◆暗譜する

はい?

 

いやあ。ミドルエイジって大変ね~(笑)。

 

楽譜をなんとかして、頑張って練習して、本番「あー楽しかった!」と言えると良いなと思ってます\(^o^)/

最後に、いつもまとめて下さるミスター求心力の先輩!

ブラームスをチェロで味わう機会をもう一度与えて下さって有難うございます(^o^)

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2019マーチングコンテスト大阪府大会:高等学校の部【会場入り~金賞校紹介】

今年もマーチングコンテスト大阪府大会に行って参りました\(^o^)/

マーチングは、本番前に色々な学校が外で練習しているので、会場に着いた途端、カッコイイ音がバンバンあちこちから聞こえてくるのでテンション爆上がり!!いいわ~!!

今日は、会場入りの様子から、金賞校の感想などをまとめたいと思います。

 

アクセス

会場は、「おおきにアリーナ舞洲」(ネーミングな(笑))。

大阪の北港です。電車は走っていません。

human-arena.com

◆乗用車 / タクシー

◆バス

この方法でしか行けません。

乗用車

専用の駐車場があります。かなり混みあいます。帰りは特に駐車場を出るまでに結構待ちます。前払いシステムにすればいいのになぁ!と思います。

バス

3つの行き方があります。

①JR西九条から(阪神電車の西九条駅からでも大丈夫です)

②JR桜島から

③コスモスクエアから

私は去年と今年JRで行きましたのでそちらの情報を2つ載せておきます。

①JR西九条から

バス停が分かりづらいっす。駅前にないんですよね。出口を出て、そのまま大きな通りを進行方向のまましばらく進み、大きな通りにぶつかった所を右折したところにありますが、駅から見えないんですよ。まあ、ググれる人はググっていけば大丈夫ですよね。私は駅員さんに聞きましたが、大変ぶっきらぼうに「その説明では分からないぞ?」という返答をもらい、ウロウロしながらやっと辿り着きました。こちらのバスは1本逃したら、次は50分くらい無い!時もありますので、余裕をもって出た方が良いと思われます。私は9時5分のバスに乗ろうと9時にバス停に着きましたが、既に長蛇の列!!!案の定、5分のバスには乗れませんでした。が、今回は臨時便を出してくれていたので、その後すぐにきた臨時便に乗れました。これを逃すと次は9時55分!!!因みに、臨時便に乗り遅れた義母様は西九条駅からタクシーで会場入りしました(笑)。2500円くらいで20分で着いたそうです。バスだと35分くらいかかります。

②JR桜島から

舞洲アクティブバスなるものに乗って15分です。バス停はちょっと分かりづらいですけど、一応駅から見える場所にあります。ただしこのバスは市バスではないので、イコカとか使えないので小銭を用意しておかなくてはなりません。みんなお金をジャラジャラ数えたりするので乗り降りに時間がかかります。こちらは1時間に3~4本出てます。でも去年使った時はやはり長蛇の列でしたので、こちらも早めに行った方がいいでしょうね。

会場入りの時間

※チケットは当日券もありますが前売りで買えますので、そちらで準備しておいた方が良いと思います

 

プログラムとしては

オープンエントリーの中学→高校→コンテストの高校→中学

です。私は、高校生目当てでしたが、高校生が始まる頃に会場に行くともう正面の席がいっぱいになってしまうので、朝1番の中学のパフォーマンスが始まる前9時45分くらいには会場に入りました。余裕で正面の席をゲット出来ました。でも、ちょっと低い席だったので見えにくい所もありました。高めの席をゲットした方が良さそうです。去年は2番目の学校から入りましたが、正面はいっぱいで、斜め前の席から見ていました。この会場は広いですし、席が満席になる事はないのですが、マーチングは横から見てもよく分からん!ので、ぜひ正面から見たいですよね。高校が始まる頃(11時頃)に来ると正面はほとんど埋まっていますが、自分の子供の学校が終わった途端に席を立つ方もいますので、ラッキーな人は遅く来ても正面で見れたりします(^o^)。

 

オープンエントリーの高校:感想

オープンエントリーの皆さんは、コンテストには入らないんですよね。コンテストだと色々規定があるので(フラッグはダメとかピット楽器はダメとか)。こちらの皆さんはマーチング協会の大会に出ていると思われます。なので、吹奏楽連盟の大会にはパフォーマンスをしに来てくれているんですよね、多分。とてもド派手なので見ていて楽しい!これが見れなくなっちゃうと寂しいからぜひ毎年来て欲しいです!

明浄学院高等学校

今年も優美でした~。白と紫が美しい~。もちろん演奏は文句なしです!!ダンサーのお姉さんたちも美しいですしねぇ♡フラッグとか飛び道具?があると華やかになりますよね。これぞマーチング!って感じがします。幸せな時間を有難うございます♡

四条畷学園高等学校

こちらはイカツイ♡衣装も兵隊さん風でカッコイイし、演奏もガンガン系です。私好み!!!去年はパーカッションから始まる爆音パフォーマンスに度肝を抜かれたのですが、今年もパーカッションが最高にカッコ良かったですね~~!!!一つ気になったのは、最後の1~2分?、全員が正面を向いて全く動かず立奏だったのですが、これはアリなの?(笑)私的にはカッコイイ演奏を正面で聴けて嬉しかったけど、動かなくていいんすか?と思いました。マーチング協会のパフォーマンスの時は動くのかな?気になります(^o^)

大阪桐蔭高等学校

我が推しのアイドルの登場です(毎回言ってる(笑))。はぁ~。なんでしょうねぇ~この胸の高鳴りは♡そしてTOINファンファーレで、じゃ~~~~ん!!!待ってました!!!桐蔭は、オープンエントリーなのですが、コンテスト寄りの演技ですよね、確か去年もそうだったような…。隊列を組んでの行進、各列Uターン、を見事に大人数でやりとげておりました。飛び道具もないし、なんでコンテストに出ないのかな?人数制限的なものなの?

今大会のモノではありませんが、まさにこんな感じでした。今回は隊列の行進は1列に16人いたと思います。壮観でした!しかし、桐蔭の皆さんは体育祭でこんなん見れるんですねぇ~~羨ましいなぁ~~!

youtu.be

コンテスト金賞校:感想

箕面自由学園高等学校

さすが全国大会出場校!!!去年もブログで同じような事を言っておりますが、揃い方がスゴイ!ダンスの時の足の角度、高さも美しく揃っておる!難しそうな動き一杯あったしなぁ、さすがっす!そして、演奏も安定してますよね。座奏でも関西大会に連続で出場してますしねぇ。府の大会でこのレベルを見れる幸せ♡800円で♡お得すぎます。

代表 

早稲田摂陵高等学校

元気!!!ハツラツとしてました。規定の動きとかも、なんかちょっと変化があって難しそう、なものを採用しており、へ~!そんなんすんの?と見ていてとても楽しかったです。去年は関西大会で金賞ながら代表にはなれなかったようですが、今年はぜひ全国大会に行って欲しいですねー!!元気になりすぎて乱れないギリギリの元気で勝ち取ってくれるんじゃないかな!!

代表

東海大付属大阪仰星高等学校

座奏では全国大会初出場を果たしております仰星!大阪府大会で生で聴いた「ローマの祭り」が忘れられません♡本当に素晴らしかったです♡マーチングでは、あそこまでの演奏にはなっていませんが(当たり前だ!)、でもやっぱり、動き、演奏どちらも盤石。関西大会でも金賞狙ってください!でも今年は座奏の全国大会もあるし、大変ですよね。嬉しい悲鳴かー^^!

代表

常翔学園高等学校

人数が、他と比べて少ないながら、コンパクトにきれいにまとめていたと思います!でもやっぱり普通に絶対数が少ないので、音が小さく聴こえるんですよね。そりゃそうよね~。20人くらい違ったら音量全然違うもん~。そんな中、演奏も動きも今出来る最高の演技をしてくれたんだろうな!と思いました。去年はダメ金、今年は金賞代表!おめでとうございます\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/

他の私立に比べ、そんなに吹奏楽の為の学校!みたいなんじゃないのに、座奏もマーチングも頑張ってるなー!と思ってます。

代表

大阪学芸高等学校

座奏の時も思いましたが、金管がやんちゃですね(^o^)!私は好きですよ、やんちゃな金管♡なんか、楽しそうだな~って思います!でも、座奏もマーチングも、もう一つ上のレベルにそろそろ行きたい!という所でしょうか。本当に、とても上手なのですが、これから先の壁が高すぎますよね…。でもきっと越えられる!あとちょっとだー!と思ってます。やんちゃさは捨てずに?ファイトだー!

代表

大阪市立扇町総合高等学校

市立で、この人数、座奏でもマーチングでもこのクオリティって本当に凄い!と思います。(今年の座奏、地区大会で聴きましたが、わお~♡でした!)大阪は(大阪だけじゃないと思うけど)私立天国だもんね。使えるお金が違うしさぁ。学校に吹奏楽用の体育館持ってます!とかいう学校もあるしねぇ!オーギーズは練習場とかどうしてるのかな。どうやってこのクオリティを保ってるのか、練習を覗いてみたいです(^o^)!今年も関西大会出場、おめでとうございます!関西大会では去年より上のレベルを狙っていくんですよね!期待してます。

代表

大阪府立淀川工科高等学校

お待ちかね!!!キング淀工!!!今年はトリでした(^o^)!トリにふさわしい~~♡と全員が思った事でしょう(笑)。もう、特に言うことなし(笑)。だって、凄すぎるもん~~!!!最後に最高峰模範演技をどうぞ!って感じです。マーチングとかって、コンテストだし手拍子とかして良いのかな?とちょっと思うんですけど、淀工の演技の時は手拍子したくなりますよね~~。もうなんていうか、プロなんで(笑)。こっちは安心してただ楽しむのみ(^o^)。

サックスソロ、今年も優しくて色っぽくて最高でしたよ~♡

トランペットの、ハイトーンもバッチリ~~♡

もう言わなくて良いわ、ホント(笑)。当たり前だ過ぎる美しきソロです。

代表

 

超有名ですけど一応見たことない人の為に。今大会のモノではありませんが、毎年、この演技なんですかね?

www.youtube.com

 

まとめ

皆さんお気づきかもしれませんが、今年はなんとダメ金無しだったんですよね!金賞を取った学校はもれなく関西大会です!ヤッター!!今年は参加校が1校増えたので、関西大会枠も1校増えたのかな?みんな頑張ってきてくださいねー\(^o^)/

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ベルリンフィルのチケット当選してドキドキする話

皆様、2019年11月にベルリンフィルが来日するのをご存知でしょうか。私は知りませんでした。クラッシック音楽好きでありながら、楽団の来日情報をチェックしたりしていないナマケモノなのです私は。でも今回はラッキーな事に、先行予約の段階でベルリンフィルの来日を知り、見事チケットをゲットしたのであります。

嬉しすぎるぅ!!!

はぁはぁ。。。

 

今まで、ガチの海外のプロオケの演奏を生で聴いたことのない私が、ガチ中のガチのベルリンフィルですよ?!!まさか、そんな機会に恵まれるとは!!!

嬉しすぎるぅぅぅぅ!!!

 

 

今回のご縁は、海外に住んでいる先輩がベルリンフィルの演奏を現地で聴いた。という話をFBで見かけたところから始まりました。「弦がよう鳴ってる」「どんどん音が凄くなる」「素晴らしい映画を見たような感動だった」という文字を読みつつ、ベルリンフィルを生で聴いたらどんな音なんだろうぅ!と妄想が膨らみまくり、あああ!死ぬまでに一度は聴きたいよう!でも日本にはなかなか来ないし(チェックしてないけど)、ベルリンまで行くお金も体力ももう無いよう!(涙)。妄想で、乗り切るしかない…。うんうん…。

 

妄想ベルリンフィルで自慰行為的に自分を慰めていると、これまたFBのお友達の投稿に「ベルリンフィル」の文字が。

ベルリンフィルの先行予約に申し込みました!

 

え?

えええ???

えええええ?????

ベルリンフィル日本に来るの???!!!

 

こんなタイムリーなことある?いやない!

これは先行予約に申し込むしかないでしょうっ!!!と、ネットで探す。いつものごとく、一発ではたどり着けない。ううう。でもあきらめない。予約したお友達がアドバイスくれてなんとか先行予約のページに辿り着く。

 

 値段と曲目

値段

S席 43000円

A席 38000円

 

たっか!いやいや!ベルリンに行くことを思え!桁が違うぞ!

 

そういえば、曲はなんなん?←

【プログラムA】

Rシュトラウス:交響詩「ドン・キホーテ」

ベートーヴェン:交響曲第三番「英雄」

【プログラムB】

ブルックナー:交響曲第八番

 

ほう!プログラムAは楽しそうだね!プログラムBは…ブルックナーかぁ。聴いたことないけど確か長いんだよね。マーラーみたいなもんか?断然プログラムAの方が良さそうだけど、日程的にプログラムBの方が行きやすいんだよね。どうしよっかなー。まあ、でもベルリンフィルだし、外れはないでしょう!!プログラムBでいこう!!

 

と、プログラムBでエントリー。そして見事当選!したわけであります。

 

で、「よんまんえん」ほどお金が引き落とされまして、無事、ベルリンフィルを聴きに行ける手はずは整ったのですが、ブルックナーってどんな曲なん?と急に心配になってきた私←。

 

「ブルックナーを聴く」と書き込んだFBでは、「あんた、ブルックナーなんて聴けんの?!」的なコメントがワンサカきました(笑)。

 

 ブルックナーって辛いの?

以下、ついたコメント

◆1時間半くらいある曲だけど大丈夫?

ーひえ~~そんなに長いの?1時間くらいは覚悟してたけど…

◆始まったら休憩無いけど大丈夫?

ーうっっ…。コーヒーは朝から飲むのやめよう…

◆アダージョが30分くらいあってみんな瞑想に入るけど大丈夫?

ーゆるやかな楽章が30分!!!ヤバイ…ヤバいでしょうこれは…

◆ちなみに1分あたり450円くらいになるけど元取れる?(寝ちゃだめよ?)

ーあ~~~~~ヤバイ~~~~

 

これだけでも既にキツそうなコンサートだ…。と予想がつきます。

 

曲の印象についてもコメントがワンサカ(笑)。

◆通して1回しか聴いたことない

ーうわぁぁぁ

◆私はブルックナーの曲を「分かろう」という気持ちすら持てない

ーうわぁぁぁぁぁ

◆所属しているオケがブルックナーをやった年は二回とも定演を降りた

ーうわぁぁぁぁぁぁぁ

 

このブルックナーの嫌われっぷり!(笑)

 

 ブルックナーのここが好き♡

でももちろんポジティブなコメントも

◆ブルックナーの和声はゾクゾクきます

ーうわぁ♡ゾクゾクの和声かぁ♡

◆悪い男の人にはまるみたいにジワジワきて最後には好きになった♡

ーえ♡そういうの大好物です♡

 

そしてプロオケでバイオリンを弾いている先輩によると

僕も弦楽器奏者なので例に漏れずブルックナーは好きになれない派でしたが、何度も聴くとジワるんですよね〜。中略
ブルックナーの音楽はフランクの交響曲と同じようにオルガン音楽なんですよ。教会の中で響きに包まれてる感じ。それを感じれば弦楽器の何度も何度も繰り返されるしんどいトレモロも耐えられるようになってくるし、不思議な転調がクセになってきます(笑)

 ほう!なるほど!

 

これはもしや、聴いてみたらイケるかも?

だって私「和音に萌える」もん。しかも、なんか聴いているうちに悪い男を好きになっちゃうように好きになっちゃうって…♡あるよ。そういうのあるよ。(笑)

 

ブルックナー交響曲第八番

聴いてみました。

いきなりハマりました。(ジワらずすぐに悪い男につかまったパターン)

スキだーーーーーーーーー!!!!!!

これは、凄い。和声が本当に美しい。「金管のババーン!」も超カッコイイ!!!

はぁはぁ。

昨日の夜聴いて、興奮しすぎてなかなか寝られなかったくらいっす。

ハ短調の曲なんだよね!

私は何か知らんけどハ短調の曲が好きなのだ。ハ短調からハ長調になるところ(と私は思ってるけど音は分からないから違うかもだけど)で「あぁぁぁ」って涙が出るタイプ。

大好きなハ短調だし、あちこちツボにはまりまくりで、1回通して聴いて、1時間半飽きることなく聴くことが出来ました。(良かったー!)

 

これを、生で、ベルリンフィルで聴けるのか…

 

と思うと震えますわ…

妄想の時点で昇天してます…

本番はどうなるんでしょうね… 

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待っている時間さえ愛おしい…

この時間を例えるなら

「大好きな人が居て、その人と会う約束をしていて、その日は絶対に、涙が出るほど熱い愛の営みがあると確信している」

っていう日を待ってる感覚だよ。

想像してみ?

 

あー。もう熱に浮かされてしばらく仕事になんないよ。(笑)

 

とにもかくにも

ラッキーにもこんな機会に恵まれた事。

本当に感謝です!!!

 

チケットはこちらより

 

興味のあるお方はぜひ!

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【2019年】大阪府吹奏楽コンクール高等学校A組、1年ぶりに感動です。

昨年初めて「大阪府吹奏楽コンクール 高等学校の部A組」を聴いて大感動して帰ってきたわけですが、今年もチケットをゲットし聴いて参りました。聴いたといっても、前半の部と後半の部でホール入れ替え制だったので聴いたのは半分(13校+特別演奏)だけでしたが、それにしてもお腹いっぱい楽しませてもらいました\(^o^)/

 

で、1年ぶりに「大阪国際会議場」で演奏を聴いたわけですが、ほんと、このホールの音響が酷い(笑)。普通のホールで演奏したら「しっかり響くんだろうなぁ」と思われる学校でも、もう音が小さくて小さくて、ものすごーい遠くで吹いてるみたいに聞こえちゃう所があるほど。ソロなんて、下手したら「え?吹いてます?」ってなっちゃう場面も。審査員席(2階)の真下で聞いててこれだから、ホント、響かすのは大変そうなホール。とはいえ、強豪校の演奏は、こんなホールものともしない「うっつくしい、圧倒的な響き」をバンバン繰り出してくるわけですから、「あ~。ホールにいちゃもんつけてる場合じゃないよね~。」と思わざるを得んのですが…。

 

後半の部「金賞校とその印象」

関西創価高等学校:代表

課題曲:Ⅳ 自由曲:「第三交響曲」J.バーンズ

 

実は、関西創価さんの演奏中、私は「妄想聞き」にはしってしまい、あまりちゃんと聞けてなかった気がしております…。どうも、演奏が私の「心地よいと思う演奏のツボ」とズレており「もっとリズムをシャキッとしてたらこう聞こえるだろうになぁ~」とか「もっと緊迫感もって弱奏吹いてくれたら引き込まれるのになぁ~」とか、実際の演奏をちょっと聞いては妄想を膨らます、を繰り返しているうちに演奏が終わってしまい、実はどんな演奏をしていたのかを聞いてなかった!という事態に(笑)。なのでここで語る資格はないかと…。

 

早稲田摂陵高等学校:代表

課題曲:Ⅳ 自由曲:過激「蝶々夫人」より G.プッチーニ

 

とても丁寧に細部まで注意して練習してきたに違いない!!という美しい演奏でした。昨年も早稲田摂陵さんの演奏を府大会で聴きましたが、朝はやーい時間の演奏だったせいか、結構弱々しかったのを覚えています。今回は、この響きにくいホールでも、美しく響きが感じられ、特に自由曲の最後の長ーいクレッシェンドは圧巻でした!!

 

プール学院中学校・高等学校

課題曲:Ⅱ 自由曲:ブリュッセルレクイエム B.アッペルモント

 

ゴリッゴリに難しいと噂の(?)ブリュッセルレクイエム!最初から最後まで、超絶カッコよかった!!!はい。私はこういうの大好きですから、テクニックがどうとか全然分からないけど「金賞代表!!!」と思っておりました。リズムが引き締まってて最高にカッコ良かったし、ハイトーンも美しかったのに、なんで代表じゃないんでしょう?ねえ?なんで?!府大会の壁、高過ぎじゃない???

 

清教学園高等学校

課題曲:Ⅳ 自由曲:ノーヴェンバー ナインティーン 樽屋雅徳

 

ハーモニーが美しかった~!ハーモニー重視でめっちゃ鍛え上げてきたのかな~!ずーっと丁寧な音で「ほ~!!」と唸りました。選曲のせいだと思うのですが、ちょっと「まったり」しがちだったので、ちょっとパキっとした部分もあると良かったなーと思いました。けど曲がそういう曲なんだからしょうがないよね、多分。

 

東海大学付属大阪仰星高等学校:代表

課題曲:Ⅲ 自由曲:交響詩「ローマの祭り」より O.レスピーギ

 

サイコー!!!!!(笑)

今回は、大会の前に仰星さんの練習している音源を聴く機会があり、大会で生で聴けるのをとても楽しみにしておりました。だって、練習の音源って、大体音は悪いしあんまりよく聴こえないんだけど、「これはきっとスゴイに違いない!!」と確信させるような音だったのです。実際聴いて、さすが!!!と唸りました。

課題曲Ⅲ。楽しみにしてたんですよ~。明るくて軽くて「あっちへフワッ♡こっちへフワッ♡」と、低音も全然重くない演奏。課題曲Ⅲってなんか低音が難しい事してて、それに引きずられてテンポがノソノソしてくる演奏もあるけど、そんな事態には陥らず。流石ですねぇ~~~!

自由曲!ローマの祭りですよ!!!カッコ良かった~~~♡トランペット、全員死ぬほど上手いのかね(笑)?はぁ~。全体の響きもリズムも、もう文句なしで、圧倒的な音量とクオリティ。もう一回聴きたい~~!!

 

四条畷学園高等学校

課題曲:Ⅱ 自由曲:シンフォニエッタ第三番「響きの森」 福島弘和

 

課題曲Ⅱが超絶オシャレだったんですけど!!なんだろうこれ!典型的な課題曲でこんな風にオシャレになるんだね??(笑)。リズム隊が非常~~に心地よくて、ずっとこのリズムにのっていたかったです。しかし、前の学校(仰星さん)の圧倒的な演奏の余韻がどうしても残っており(審査員の方々はその辺ちゃんと聴けるのでしょうが)どうしても、ちょっと弱々しく自由曲は聴こえてしまいました。特に弱奏部分の緊張感が…。金賞校、連続4校の4校目というのはプログラム的にちょっと可哀そうだったかなぁ…。(いや、でもこの次に演奏した学校はもっと辛いわなぁ。)

 

大阪桐蔭高等学校:代表

課題曲:Ⅰ 自由曲:「幻想交響曲」より第4,5楽章 L.H.ベルリオーズ

 

待ってました!!!(笑)

今年も桐蔭さんを生で聴くことが出来て幸せでございます。1年ぶりの座奏。去年始めて聴いて度肝を抜かれたのですが、どんな音だったかは正直忘れてたんですよね。だから、ワクワクしながら待っておりました。で、始まった途端「うわぁぁぁ。。。」です。

あぁぁぁ。

そうだぁぁぁ。

こういうのだったぁぁぁ。(笑)

課題曲Ⅰは「あんたがたどこさ」のテーマですが、桐蔭の演奏は、本当に「てまり歌」に聴こえました。この曲は「あんたがたどこさ」のテーマではあるけれど、吹奏楽曲らしく、大きく盛り上がったり、カッコ良くガンガン響かせるみたいなところのある曲だと思うのですが、桐蔭の演奏は、そういうの無いの。ずっと「てまり歌サイズ」なの。なんかね、他の学校がフォルテでガンガン吹いてるのがアホらしく感じられるくらい、コンパクトで美しいの。

そうねぇ。普通の学校の課題曲Ⅰが田舎の不良だとしたら、桐蔭の課題曲Ⅰは都会の優等生よ。不良たちにはきっと「すかしてんじゃねーよ!!」って言われるわね。でもいいの。そんなこと気にしないの。だって、ほら、こんなに美しいんだから。

てな感じでしょうか。とても同じ曲には聞こえんのですわ。なんだこれ?魔法か?なんかの魔法なのか?と言わざるを得ません。

自由曲もしかり。幻想交響曲。本当に幻想だったよ。もうさ、会場全体がさ、なんか現実じゃない所に連れていかれちゃってさ、息をのんだままさ、まばたきも出来ず、最後まで固まったまま、みたいな感じなんだよ。催眠術かよ?(笑)

そして今回最大の驚きだったのが、なんと「弦の音が聴こえた」ことです。いや、マジで。弦ないのに。弦の音、したとです…。後ろのおばちゃんも演奏後言ってたんです。「なんか、バイオリンの音したよね?」って。私だけではないとです…。恐るべしです…。

 

特別演奏:大阪府立淀川工科高等学校

課題曲:Ⅱ 

自由曲:バレエ音楽「ダフニスとクロエ」第2組曲より 夜明け~全員の踊り M.ラヴェル

 

府大会はシードの淀工さま!最後に特別演奏をして下さいました。めっちゃ楽しみだったー\(^o^)/だって、コンクール曲を生で聴くの始めてだったから!

課題曲、はや~~い\(^o^)/。というか、これが淀工のマーチ!なのですよね?シャッキリ!!!メリハリが半端ない~~。pとfでこんなに幅が出るのね???と。音は、硬め。桐蔭との違いがスゴイ。これは好みが分かれそうですね~。桐蔭好きは「ちょっと淀工の音、カチカチすぎない?」ってなるだろうし、淀工好きは「なんだ桐蔭のシャラシャラした音は!」となりそう(笑)。どちらも美しいのですが\(^o^)/

自由曲、ラヴェルですよ~。音がこんなにカチカチしててラヴェルとかどうなのかなぁ?という不安を一瞬で吹き消す、出だしのpの美しさよ!!なんだこれはー!!!淀工のp、すげぇ。泡が湧き出ては消えゆくようなpの音が、ちゃんと聴こえ、かつ硬くなく、デカくなく、滑らかなのだ…。ちゃんと、ほそーい絵筆で泡を一つ一つ描いて美しく重ねていった絵みたいなの。ボワボワしてないの。どうやったらこんな事になるんだい??(笑)そして、圧倒的なf!!!とにかく音の幅がスゴイんだぁ…。はぁはぁ。

 

まとめ

金賞以外の学校のクオリティもかなり高かったと思います!実際今回は銅賞がとても少なかったように思います。しかしながら、金賞校の素晴らしさは、いやはや、ちょっとレベルが違いますなぁ。特に代表確実枠にいつも入っている学校の演奏には感動しかなかったです。もう心が嬉しすぎて小躍りしたい気持ちをおさえながら聴いておりました。みなさん、素晴らしい演奏を有難う!

そう。この大阪国際会議場さあ、演奏中に客席があんまり暗くならないんだよね。これ、困る~。私は聴いている時に、ものすごい感情が顔に出るから、明るい中で聴いてると恥ずかしいんだよね。なので暗くしてほしいなぁ~。(笑)

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桐蔭鑑賞中↑

 

2019年吹奏楽コンクール大阪府北地区大会:楽しかった!

先日行われました吹奏楽コンクール大阪府北地区大会の会場に足を運び、20校中19校、聴くことが出来ました。半日ドップリと音楽に浸かってたわけです。あー楽しかった\(^o^)/

 

コンクールはちゃんと聴こうと思ったら半日仕事。楽しいのですが、ちゃんと準備をしていかないと大変な事になります(私だけかもしらんけど)。コンクールを聴きに行く時の注意点としては、とにかく暖かい恰好をしていく。です。会場は大体「極寒」です。1年目にノースリーブのワンピースで行って、一応夏用の羽織ものはあったものの寒くて寒くて凍えて死にそうになりました。頭痛を引き起こし、家に帰ってからも寝込んだ記憶があります。今回は、ひざ掛けと、冬用のセーター(笑)を持って行ったのでバッチリ!

ずーっと全部聴いていくと、だんだん「ここは良いぞ!」「ここはイマイチだぞ!」と分かってくるものです。今回は「ここは金」という思う所に印をつけておきました。

 

予想と結果

【私の予想】

北野 金

扇町総合 金・代表確実!

四条畷学園 金・代表確実!

市岡 金

金蘭会 金・代表

国際滝井 金・代表確実!

追手門大手前 金・代表かも?

常翔学園 金・代表かも?

 

【結果】

北野 金→金・代表

扇町総合 金・代表確実!→金・代表

四条畷学園 金・代表確実!→金・代表

市岡 金→金

金蘭会 金・代表→銀

国際滝井 金・代表確実!→金・代表

追手門大手前 金・代表かも?→金・代表

常翔学園 金・代表かも?→金・代表

 

特別賞をあげたい学校

ほぼほぼ当たったのですが、金蘭会だけ銀!なんで!え!なんで!

審査員の皆さんに聞きたい。なんでなん?←

 

私のドストライクの演奏だったのですが、審査とはそういうもんじゃないんですねぇ。金蘭会は女子高なのですが、すっごい「男前な演奏!」で私のハートを打ち抜きました。要所要所、バシって決めてたし、金管のベルアップもカッコよかったのに。イカツすぎたのかしら…。えー、でもそこが良いとこだったのに…。とモヤモヤしております。確かにちょっと音はワシャワシャしてたかもしれないけどさぁ…。納得できねぇ。なんだか審査のポイント的になにかマイナス案件が重なったんでしょうけどねぇ。

 

フィギュアスケートでもあるじゃない。なんかさ、ザキトワのプログラムの組み方が点数でやすいとか、真央ちゃんのジャンプが加点がつきにくいとか。なんだか素人にはよく分からないけど、吹奏楽も基準に従って点数が加算されたり減点されたりするんだろうなーって思いました。

 金賞校の印象

それに対して北野の演奏は、「うん。うまくまとめたね。」という演奏。一言で言うと「演奏の偏差値が高い!」んではなかろうかと。私は審査基準を知りませんので単なる私の妄想ですが、マイナス案件が少ない演奏なんじゃないかと思いました。五教科バランスよく勉強しました。という素晴らしさなんじゃないかな。私の心にはグサッとは刺さらなかったけど審査員の心にはしっかり届いている!さすがです!よくよく賢いんだよなー!府大会での演奏も期待!

課題曲:Ⅰ 自由曲:「イーストコーストの風景」より N.ヘス

 

扇町総合の演奏は、めっちゃ良かったっす!!課題曲が完璧~!!からの自由曲の緊張と爆発!!と、最高でした。キター!!!って感じ。音が、まとまってるし、気持ちもまとまってるし、去年は確か銀賞だったのですが、その雪辱は完全に果たしたのではないでしょうか!素晴らしい演奏を有難う!府大会も楽しみ!

課題曲:Ⅳ 自由曲:シネマ・シメリック 天野正道

 

四条畷学園はいつもは地区大会はシード校ですが、今年は地区大会から出るという事で、聴いている側からしたら「凄い演奏を地区から聴けるなんてラッキー!」でした。演奏は、いや~~別格です~~\(^o^)/。恐らく8割くらいの感じで演奏してたと思われるのですが(笑)、音がもう全然違うんだわ~。他のちょっとレベルの低い学校の音を「くすんだ銀」とするなら四条畷学園の音は「純度の高いプラチナ」だ。音がね、輝いてるんだよ。キラキラ~~って。最初の音から、キラキラ~って。幸せの極みでした(^o^)。木管のソロの部分は、もうちょっと歌って欲しかったけど!なに?出し惜しみしてるの?地区では「ここまで見せませんよー」ってやつなのかな(笑)?府大会の演奏、聴けるといいなあ!楽しみです!

課題曲:Ⅱ 自由曲:シンフォニエッタ第3番「響きの森」 福島弘和 

 

市岡の自由曲は、ヴェルディのレクイエム!!選曲がカッコいい!!超有名な盛り上がりの所なんて、オーケストラに負けないくらいの迫力と悲劇的な音で聴いていて唸りました。普段オケで聞いている曲を吹奏楽で聞くとガックリする事の方が多いのですが、そんな事は全くなく、さすが凄いなー!と思いました。が、弱奏の部分でちょっと緊張が切れ気味だったような…。聴いているこちらも、ボーっとしてしまう所がありました。(あくまで私がボーっとしちゃっただけなんだけど。)

課題曲:Ⅱ 自由曲:「レクイエム」より G.ヴェルディ(編曲 福田洋介)

 

国際滝井の演奏は、もうね、途中、「機械かよ!」と突っ込みたくなったくらい正確で美しい!すごい人達(高校生)がいるもんです(笑)。全体的にこじんまりとした演奏なのですが、出すところは出す、引くところは引く、とすごい引き締まってる。ひょえ~と舌をまきました。課題曲も3番と、難しそうなやつなのに非常に気持ちよくまとまっていました。去年も確かワルツみたいな課題曲で、美しかったような?とにかく、技術が高い!国際会議場ではどんな風に聴こえるのか楽しみです!

課題曲:Ⅲ 自由曲:バレエ音楽「ガイーヌ」より A.ハチャトゥリアン(編曲 林 紀人)

 

追手門大手前は、金賞常連という訳ではなくノーマークだったのですが、最初から「お!いいぞ!」となって、要所要所「おお!いいぞ!いいぞ!」となって、最後の金管のコラールがひじょーに美しくまとまってて「これは、代表いったかも!!」と思いました。フォルテの音量も申し分なし!わお~~♡でした。府大会も頑張ってくださいー!!

課題曲:Ⅱ 自由曲:プラトンの洞窟からの脱出 S.メリロ

 

常翔学園の演奏は今日イチ音がデカかった!!!(笑)好きです(笑)。音がデカいといっても、バッチャンバッチャン頭を叩きつけるような音ではなくて、ここぞのラストで「ホールいっっっぱいに音が広がる」という、最高な音のデカさでした。演奏終了後にもキーンとホールが鳴っていたと思います。去年は、ラストのフォルテでへばっていて「頑張れ~~あとちょっとだ~~」と応援していたのを覚えていますので、すんごい進歩をしたんだと思います。まあ、審査員的には「デカすぎ!」という評価かもしれませんね(笑)。マイナス案件もポロポロあったかなぁと思いますが府大会ではその辺り修正して臨んでくれるんじゃないかな!楽しみです!

課題曲:Ⅳ 自由曲:鳳凰が舞うー印象、京都、石庭、金閣寺 真島俊夫

 

半日本当に楽しませてもらいました。コンクールは本当にどの学校も気合の入り方が違うので、クオリティが高くてやっぱり最高ですね。銀賞、銅賞というところも、音を外しまくるとか、崩壊しかけ、とかそんな演奏では全然なくて、「あー!あとちょっと」という感じでした。次は府大会聴きに行きます。府大会レベルになると、もう全国レベルですからね(笑)。楽しみ~\(^o^)/

 

オマケ

府大会にシードであがってくる学校名を見るだけで「もう大会せんでもよくない?」といつも思う(笑)。でもそういう学校の気合の入ったクオリティ高ーーい演奏を聴けるのが幸せなので大会はやっぱりしてほしいと思う(^o^)。

 

【シード校】

箕面自由学園高等学校:去年の歌の入った自由曲素敵だった~~♡

大阪桐蔭高等学校:もう私の中では推しのアイドルっす♡

関西創価高等学校:金管のゴリゴリのん楽しみにしてます♡

東海大学付属 大阪仰星高等学校:聴いたことないので聴きたい!

近畿大学付属高等学校:去年の「アウディビ」バキバキカッコよかったっす♡

明浄学院高等学校:聴いたことないのですが、去年府大会での演奏がスゴイ!と噂になってましたね。聴きたい!

 

そして府大会すらシードの

大阪府立淀川工科高等学校!:特別演奏楽しみです!

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「足りない」美しさ:ラフマニノフ交響曲第二番第三楽章

ラフマニノフはピアノ協奏曲で有名ですが、交響曲第二番もとても美しいですよね。特に第三楽章は西洋のおとぎ話の世界そのままと言った感じで、今、自分がゴミゴミした小汚い部屋に居ようとも、瞬時に別世界に連れ去ってもらえます(?)。

 

色としてはこんな感じ。パステルが重なり合う~。幾重にも重なり合う~。って音。

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出だしからハーモニーが重厚。なのに軽やかさを伴う。不思議なワールドなんだよね。ブラームスも重厚だと思うけど、全然違うんだよね。あの方はともかく重い。そしてリアルで熱い(笑)。

 

ラフマニノフのこの3楽章は、音が多いのに「おとぎ話テイスト」でリアルな人間の世界のドロドロとは一線を画す雰囲気を醸し出し続けます。だから最初から最後までウットリ♡ロマンチストなあなたにピッタリ。ブラームスはちょっとえぐいんだよね、というあなたにもピッタリです!←

 

この「おとぎ話テイスト」というのは、「ハーモニーが作り出す景色」だけにとどまらず曲の構成にも影響しているように思います。なんかね、ストーリーとして、穏やかといいますかマイルドといいますか、ずーっと、音の作り出す海といいますか波のウネリにユラユラしてるって感じ。

 

あああ。何かが始まりそうだ!と、泡がブクブク湧いてきては、頂点に達することなく消えていく…。湧いては消え…。湧いては消え…。あぁぁぁ。ユラユラユラユラ~~~。

 

そして、ついに、クライマックスだ。ここは絶対にクライマックスだ。いく。いくよ。いくよ!って盛り上がっていく所は筆舌に尽くしがたい美しさ…。泣いてしまおう。ここで泣かないでどこで泣くんだ。

 

そして絶頂!

わぁぁぁぁ!

 

って思いっきり浸ろうと思うとですね、ビックリするくらいアッサリと、なんの未練もなくアッサリと、泡がはじけます。え?えええ?ちょっと?も、も、もう少し浸らせてくれようぅ。と毎回思います。

 

絶頂が短いんだよぅ!!!

 

これを、物足りないと思う私はまだ未熟なんじゃないだろうかと思っています(笑)。

 

そう。足りないからこその美しさなんだと思うのです。

曲の後半でも、盛り上がる場所がありますが(こっちがクライマックスなのかも?)でも、やっぱり絶頂までの盛り上げに対して絶頂が短い。うぅぅ。そういうプレイなのか…ラフマニノフ!←

 

おとぎ話とはそういうものなかもしれません^^

ラフマニノフの作り出すおとぎ話の世界、ご堪能下さい。

第三楽章は27分40秒から。

他の楽章も素敵なのでぜひ通して聴いてみて下さい。

youtu.be

ここでもちょこっと書いたけどね↓ 

www.funkeys-english-music.com