こんにちは。
素敵妄想音楽サロンへようこそ。
(higanzakura109サマ、命名有難うございます(^o^))
三度の飯より音楽が好き。なヨーコです。
皆様、お元気にお過ごしでしょうか。
音楽を聴くだけで、どこにでもトリップしてしまえる体質の私。今までも音楽を聴いている時に私の中におこる「めくるめくただの妄想」をブログに書いてきましたが、今回は自分で作ったプレイリストでうっかり落ちちゃった(気持ちがダウンした)話をしたいと思います。
※これらの曲が暗いとかそういう事では一切ないです!私の問題です!(笑)
プレイリスト作成
Apple Music を使い始めてかれこれ3年でしょうか。最近、Apple Music内で自分の好みの曲でプレイリストを作れることを知りました。←えぇぇぇ!
(初老ってこんな感じよ。)
これは、ぜひ私のプレイリストを作らなくては!
と息巻いてテーマを決めてプレイリストを作ってみたんです。
テーマ:胸アツで尊い邦楽
クラッシック音楽も洋楽も好きですが、邦楽業界にも私のお気に入りのモノ達がおります。
中でも今回は
楽曲が胸アツ+歌声が尊い=バイブ半端ない
モノ達を集めようじゃないか!
と思ったわけです。
※胸アツの楽曲という言葉は「元気が出る」楽曲というより「心が揺さぶられる」「なんでか分からないけど何度も聴いてしまう」ような楽曲、というイメージで使ってます。尊い歌声は「この人の歌声になにか魂を感じる」といった声を指します。
思いつくままにリストに入れて…
そして何となくスムーズな流れになるように曲順を考えて…
出来たのがこれ!
おぉぉぉぉぉ!!!
私的に胸アツだぁぁぁ!!!
そして尊いぃぃぃ!!!
「胸のアツくなる楽曲」というのは、この他にも色々あるのですが、「歌声が尊い」と感じる人は実はそんなにいないのです。(これは、私にとって尊いというだけで、他の方には他の方のストライクゾーンがあると思います。)
私は、基本的に「少年声」がストライクゾーンのようです。
エレファントカシマシの宮本さん
キングヌーの井口さん
星野源さん
スピッツの草野さん
あいみょん さん
ほら。みんな少年声♡
よーし。
私の大好きが詰まったプレイリスト早速聴いてみよう!!!
と聴きだした私。
聴いてるうちに落ちました(笑)。
自分で自分を追い詰めて落とすとは、いやはや。
バカなのか。なんなのか。
自分で自分のトリガーをいまだに理解していないんですかねぇ。
危なっかしいたらないです。
では、ここから、曲紹介をしながら、私がこのリストの曲を聴きながらどういう状態になったのか、文字で再現してみましょう♪
曲紹介(妄想劇場つき)
RESTART エレファントカシマシ
これは、リストの先頭に入れたい、胸アツ曲ナンバーワン!!!
あぁぁぁ。
心臓に直接「ぶっとい杭」を打ち込まれてるようです。
俺はこの場所からRESTART
この歌詞だけでも泣けるけど、声が…、楽曲が…、
骨太すぎるぅぅぅ
少年ボイスでこの骨太は反則!
私の中の「俺」が黙ってられなくなる。
一緒に叫ぶ!!!
ここからがRESTART!!!
と心が揺さぶられまくりました。
さすが胸アツのトップバッターだ!
2018年リリースの新しい曲ですが、あまり今風のチャラチャラ色んな音がするような楽曲ではなく、ぶっとい音楽。宮本さんの叫ぶような歌声とあいまって、特に中高年の皆さんの応援ソング的な代表と言える一曲だと思われます。
EASY GO エレファントカシマシ
カッコええ。
骨太だねぇ。これも骨太だねぇ。
でもちょっと中性的なんだよね。
さすが少年ボイス。
このギャップがなんともたまらんのですよねぇ。
宮本さんは中性的ですよね、なんか…。
私の教え子の高2の女の子にクリソツなんですよね。←
とにかくなんとも不思議な魅力を醸し出していて、しかも声にそれがのっている…。
バイブ半端ないです。
Easy Go は、RESTARTと同じアルバムに入っています。こちらは、今風のカッコよさありです。でも基本的な骨太スタンスはしっかりあり、歌詞もまた泣ける。
「神様、俺は今人生のどのあたり?」
マジ、これ思う。
若い頃には思わないけど、一定の年齢に達すると思う。
こういう心境に達した時に、エネルギー炸裂!状態で、この疑問を吹き飛ばしてくれる歌を届けてくれるエレカシの尊さよ…!
獣行く細道 椎名林檎と宮本浩次
これは、楽曲がまずスゲー。
カラオケで聴きたい。と思わせるバックの音達。好きすぎる。
やっぱり宮本さんのお声が、ストライク過ぎてズキューンです。
林檎さんは色んな方とコラボしてると思うのですが、この楽曲は宮本さんの良さを120%出す仕上がり…!林檎さん…!凄いお方だぁ!
そして、歌詞がですね、非常に良い。
言葉のチョイスがイチイチ秀逸。
「誰も通れぬほど狭き道を行け」
カッコイイ…!
こんな風に生きていきたいです。
と、ここまではポジティブに胸アツ!でどちらかというとテンション下がりはしない。(笑)
エレカシは、元気をくれる歌を歌うグループだと思うのですが、完全に「陽」ではなく、どこか哀しさをまとう「陰よりの陽」という印象を受けます。だからこそ、心を揺さぶられるんだろうなぁ…と思っています。
なにか憂いがありますよね…。
こういう雰囲気をまとえる声、って本当に尊い!
白日 King Gnu
これは、私がなんか言わなくても皆さんご存知の大ヒットソングですよね。
King Gnu の楽曲はどれも「お?!」というものばかりですよね。
中でも白日は出だしの声が凄いですよね…!この吐息交じりの歌声に惹きつけられたまま最後まで捕らわれたまま…。といった感じですね。
上手く歌うだけでは、ああいう風にはならん。と思うのです。
Prayer X King Gnu
これも、出だしな…。
こういう歌い方、凄いなほんと…。
それと、編集で声を重ねているのかなぁ。声の聞かせ方が絶妙です。
井口さんの声ありき、ではありますが、なんか声のエフェクト的な不思議さに心を奪われます。弦楽器風の音も良いですね。実際にチェロ弾いてるのかなぁ。ちょっと音がエレクトリックだけど…。色々な音が、色々な効果を発揮してるというか、すごいなぁとしか言えない。
こういう「才能あふれる楽曲」に出会うと本当に感動です。
とはいえ、この手の「感動」は「羨望」と背中合わせです。
「なんてスゴイ才能なんだ!」と激しく感動する一方で「なんで私にはこういう才能ないんだろう」とただただ羨ましくなるっていうね。
Sorrows King Gnu
キングヌーが続きます。
この辺りでふと気付いたんですけど、キングヌーの楽曲って、なかなか「陰」ですよね。まあ、私が選んだものが特別そうだ、という事なのかもしれませんが、なんかね、自分の周りの世界が「陰の色」に染まっていくんですよ。暗い色ってわけじゃないですよ、青に近いです。美しい青です。哀しさの色でもあります。
Sorrowsはアップテンポなのに「青くて哀しい」イメージを受けます。
アップテンポで哀しいってなんなんだ。(笑)
こういう所も、なんか凄いグループだなぁって思う所以かもしれません。
傘 King Gnu
キングヌーの中で一番好きな歌。
本当に不思議な歌。
音の運びがおかしいでしょ?なのに最後にはツジツマがあってる。
前にもブログに書いたけど「グニャグニャと変形しながらも核となる四角は崩れない」みたいな絶妙さに耳を奪われます。
これも、割とリズミカルなのに哀しい。
なんなんだ!(笑)
この曲、何かのCMで使われてたのを見たことあるんですが、全く商品のイメージと結びつかず、違和感だけが残ったのを覚えてます。こんな深くて哀しい曲、CM向きじゃないだろう!?
ここでキングヌーのコーナー終わりです。
心がかなり青色に染まりました。←ヤバイ
地獄でなぜ悪い 星野源
この曲は、最初から「陰」と認識していたうえでのランクイン。
大好きな曲です。
この曲は「地獄でなぜ悪いーSingle」の中にカラオケバージョンがあるんですが、このカラオケバージョン最高なんです。これでご飯3杯はいける。カラオケバージョンはですね、とても陽気!思わず踊っちゃう!カッコイイ!こんなアレンジ最高!なんです。
それがですよ、星野源ちゃんの歌声が入ると、まあ、陰!
歌詞のせいだけじゃないよ、源ちゃん。
あなたの声です。
なんという感情を歌声にのせてるんですか。
と問いただしたい。(笑)
色々なヒットソングを生み出しております星野源さん。特に「陰」な曲ばかりではないと思いますが、どれも声に寂しさがこもってますよね、なんとなしに。
この曲はタイトルからして明るい曲ではないのは分かると思いますが、かなり「陰」のイメージを思い起こさせます。陽気な伴奏をこれだけ陰に変えられる歌声に脱帽なのです。
ということで、ココで「陰」の気持ちになる事は織り込み済みでしたが、予想外に陰だったキングヌーの蓄積があるので、思ったより陰になってしまいました。
もうね、体育座り状態。
空も飛べるはず スピッツ
ここからスピッツコーナーが始まるわけですが、ヤバいよ…、これはヤバいよ…。
と心の中で恐怖におののいていた自分がおりました。
スピッツの歌はですね、私の中では「最大級の陰」に認定されてるからです。
みなさん、スピッツの歌を聴くとどういう気持ちになりますか?
優しい気持ちですか?
のどかな気持ちですか?
癒されますか?
草野さんの優しい歌声とのどかで毒の無いメロディー。
癒されるしかないだろう。
と思うのですが
私はちょっと違うと言いますか、なんとも説明しがたいのですが
私は草野さんと心中したくなります。
うっかり死んじゃいそうになるんですよね。
手を繋いでうっかり心中しちゃいそうになる。
うっかりとです。
怖い。怖いわ…!
なぜこんな気持ちになるのか、全く持って不明ですが、彼の声でスピッツの楽曲を聴いていると、「あぁ。そう。人生、生きづらいよね…。本当に生きづらい…。もう、やめてもいいよね。うん。そんな気がする。」というワールドに突入してしまう。しかも、いや~な感じでそういう心境に至らされるわけではなく、ふわ~っと、明るい感じで、ふわ~っと、なんです。
それは、心地の良い「諦念」に近く、穏やかで、ある意味安らぎ以外のなにものでもない。だから、何度も聴きたくなる。
それが私の中のスピッツ。
ええ。だから、スピッツに辿り着くまでにあまりに「哀しく」なっちゃってたら、ヤバイのです!
この曲「空も飛べるはず」は、今は学校の合唱で歌われたりもしてますよね。
しかし、歌詞はかなり過激だと思うのですが…。
草野さんの優しい声とのどかな楽曲に包まれておりますが、使われている言葉にいつもドキッとします。
チェリー スピッツ
一番好きな曲。
これは、私の中ではかなりエロイ曲として認定されています。
あの声で、あのメロディーですから、一切、エロイ要素無いんですけど、恐ろしくエロイ…。
穏やかな顔の下に上手に隠してある激しい情念を垣間見る…
そんな気持ちにさせられます。
(ますます心中したくなってくる…)
優しいあの子 スピッツ
長らくスピッツの新しい曲というものを聴いておりませんでしたが、最近、朝ドラ「なつぞら」の主題歌にもなりました「優しいあの子」を聴いたんですよね。
あぁぁ。とてもスピッツらしい…。
そんなとても優しい曲でした。
そしてやはり一抹の生き辛さを思い出させる…。
草野さんの意図するところは分からないのですが、声が、曲が、果てしなく優しくて優しくて、こんなに優しかったら今の世の中とても生き辛いはずだよ…。
と勝手に心配させられている、という状態なのかもしれません。
とスピッツ三連チャンで、予想通り、どっと落ちたわけです。
いやな落ち方ではないんですよ。
でもそれが余計にタチが悪いといいますか、何といいますか…。(汗)
マリーゴールド あいみょん
ある時、娘と、今流行りの邦楽っていうようなプレイリストをApple Musicで聴いていた時に、「お!」と耳にとまったのが、あいみょんでした。
歌、力強い。
メッセージ性、強い。
陰の要素、強い。
そして極めつけの少年ボイス。
これは好きだわ。
私は昔から、女の人の少年ボイスが大好きなんです。好きな声優さんは?と聞かれれば「田中真弓」と「高山みなみ」。カッコイイ少年声を耳にすると、ウットリ聞き入ってしまいます。
あいみょんは、あの手のカッコイイ少年ボイスの持ち主であり、歌がめっぽう上手い。そして、何より、歌声に魂がこもる。これは私のストライクゾーンど真ん中であります。
マリーゴールドも、大ヒットソングですし私がどうこういうまでもありませんが、清々しい寂しさと言いますか、抱えきれないほどの思いと共に、風に吹かれている気持ちになると言いますか、とても美しい曲ですよね。
男目線なのかなぁこの曲は。
いや、なんかそういう性別的なものを超えてる気がする。
カッコイイ少年のような女の子、というジャンルは私の永遠の憧れかもしれない。とこの曲を聴いていると思います。あいみょんの歌声に恋をしてしまっている自分がいる。これは、「いい声~」とかそういう軽いやつではなく、確実に「恋」。
こういう感情を思い起こさせる女性歌手ってあまりいないです。
ふー…。
とにかく気持ちが揺さぶられまくって、耐えられそうにない。
これは本当にヤバいです。
だって次の曲はとても衝撃的だから…。
生きていたんだよな(弾き語りver.) あいみょん
自殺した人をテーマにした歌。
歌詞はとても衝撃的で、心を揺さぶられる人も多いと思う。
こういう曲は聞かない方が良いよ、という人もいると思う。
うん。まあそうかもしれない。
でも、聴いてしまう。
しかも私は、弾き語りの方を好んでいる。
衝撃は半端ない。
でも聴いちゃうんだよね。
プレイリストにも入れちゃう。
最後の最後の歌詞
最後のさよならは他の誰でもなく自分に叫んだんだろう。
さよなら…。
さよなら…。
の間と息遣いで、本当に、グッときちゃうのです。
今宵の月のように エレファントカシマシ
間髪入れずに
「く~だらねぇと~ つ~ぶやいて~」
と始まってくれて、助かりました(泣)
この宮本さんの声が無ければ、どこまでもどこまでも落ちっぱなしで終わるところでした。
プレイリストが、「生きていたんだよな。」で終わったら絶対にダメだ!と最後にエレファントカシマシを入れた自分、偉い。
しかも、この歌。
とても良いチョイスだ。
これは、古い歌ですよね。1997年リリースだそうです。私も、この歌でエレカシの事を知った人のうちの一人です。
素朴な歌声。
これからの未来を思う若者の歌。
不安と希望の入り混じる、まだまだ新しい心の歌。
うん。
落ち切った心を少しずつ引っ張り上げてくれる。
明るすぎる歌は、落ちた心には響かない。
この、不安交じりの希望を、飾り気のない歌い方で歌いあげてくれた宮本さんの尊さよ…!
ありがとう…!
オマケ
と、自分で作ったプレイリストでうっかり落ちちゃって、最後、宮本さんに助けてもらって、やっぱりエレカシ尊い!尊いぞ!!となったわけです。
この話を娘にしたら
「なにそれ?私なんて、自分の好きな曲でプレイリスト作ったら、テンション上がりまくったから、プレイリストのタイトル「テンチョモ」にしたくらいだよ。」
テンチョモ…!
※テンションチョモランマ=テンションめっちゃ高い
すげぇ…。
さすが、私の遺伝子を1ミリも受け継いでいない娘だ…。
尊い…。
この娘、尊いわ…!
本当に、私のところに生まれてきてくれて有難うだよ。
どうか、その太陽のような明るさでこれからも私を照らしておいておくれ!(^o^)
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