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英語ネタ、音楽ネタ、その他諸々雑記にて。英語ネタでは英検やGTECのライティングを中心に投稿。

【文型のお話】SVMがSVCに見えるとき

●文型における M の存在を知らない。

●1文型SVか第2文型SVCか、たまに混乱する。

という方にオススメの記事です。

 

 

【基本の文型】

は5つありますよね。

第1文型 SV

第2文型 SVC

第3文型 SVO

第4文型 SVOO

第5文型 SVOC

 

今日はこの5つのうちの最初の3つに焦点を当てていきます。

 

【SVCの文】

SVCの文は S=C になります。

 

例)Thye are students. 

彼ら(S) = 生徒(C) ですよね。S=Cになっています。

 

 

 でもこの説明を知っていると混乱する時があるんですよね。

 

【混乱する問題】

これはSVでしょうか、SVCでしょうか、SVOでしょうか?

例)She runs fast.

 

 

 

【SVOの文】

まずSVOかどうか見てみましょう。

SVOの文は SVまできた時に「何をやねん?!」とツッコミたくなる文です。

(なんでやねん!じゃないですよ!何をやねん!ですよ!)

 

例)I study English.

私は(S) 勉強します(V)  

ここで文が終わっちゃったら「何をやねん!?」とツッコミたくなりますよね。なので Englishは (O) となり、SVOの文と分かります。

 

例)She runs fast. 

彼女は(S) 走ります(V) 

ここで文が終わったら、「どこを?!」とか「どうやって?!」とか「だから?!」とは思いますが 「何をやねん!?」 とはツッコミませんよね。なのでfast は(O)ではありません。ということで SVO の文にはなりません。

 

【SVの文】

She (S)  runs (V)  fast. はSVの後ろに何かくっついてるしSVの文じゃないでしょ?と思いますよね。だって、SVの後ろに fast がくっついてるから。SVCかSVOじゃないの?って思いますよね。。

はい。でも、OとかCのフリして後ろにくっついてるOでもCでもないやつが、たまにいるんです。こいつが修飾語句の M です。M は文の要素ではないとみなされているので、典型的な文型として SVM みたいには扱ってもらえないんですよね。SVMの時は SVの文(第1文型)ということにされちゃう。(M は色んな所に入り込みますので、こいつを文の要素にすると文型の数がめっちゃ増えちゃう。)

 

なので 例)She runs fast.  の文の fast は (M)である可能性があるんです。

てことは SV の文かもしれないんですね。

実際、fast は run を修飾している副詞(修飾語句)ですよね。速く→走る。

なので、ここでは fast  は(M)と考えられます。なので SVの文 で正解です。

 

でもここで S=C の法則を知っている賢い子は

she = fast (彼女=速い)じゃないの?と悩んじゃうんですよね。

だって速く走るってことは速いってことでしょ?と。

 

そうですね。意味的にはほぼ同じになります。でも、ここは文の型を問う問題なので、もともとの文の形にしっかり注目する必要があります。

 

She runs fast.  の fast は「速く」という副詞です。ここでは「速い」という意味の形容詞として使われている訳ではありません。なので厳密に言うなら

She = fast  (彼女=速く)と捉えないとなりません。

彼女=速く は文としておかしいです。なのでS=Cは成り立たない。よってSVCではない となるんです。

 

因みに

This fax is very fast. (このファックスは速い)のように fast が形容詞で使われていれば

This fax = fast (このFAX=速い)ですので S=Cが成り立ちます。よってSVCの文です。

 

今回なんでこんなややこしくなったのか?の理由は fast という単語が形容詞としても副詞としても使われるからなんですよね。「速い」も「速く」も fast 。このように「形容詞と副詞が同じ形」という単語は結構あるので気をつけて見てくださいね。

 

【形容詞と副詞が同じ形の単語例】

fast  →速い / 速く

early →早い / 早く

hard → 熱心な / 熱心に

well→ 申し分ない / 申し分なく

late → 遅い / 遅く

※英語には形容動詞はないので形容動詞は形容詞とみなされます

 

【SVCに使える動詞はほぼ決まっている】

あーー!形容詞とか副詞とか見分けられないし!

という場合はこちらを覚えておきましょう。

実は、第2文型SVC に使える動詞ってそんなに沢山ないんです。

 

①be動詞 

②~のままである の意味の動詞 keep / stay 

③~になる の意味の動詞 become / get / grow / turn

④~の感じがする の意味の動詞 feel / smell / taste / look / sound 

⑤~に思われる の意味の動詞 seem / appear

※一般的によく使われる単語をピックアップしています

 

①は分かりますよね。

I am tall. (私=背が高い)ですからね。

 

②~⑤については、少しニュアンスを変えながらも S=C の雰囲気を保ってる単語達なんですよね。

② I stay calm.  (I=calm 私=平静な)という状態を保つ、という状態のままである。

③ I become rich. (I = rich 私=金持ち)という状態に変化する、という状態になる

④The food smells good. (The food= goodその食べ物=良い)という状態を匂いで感じている

⑤ It seems good. (It = good それ=良い)という状態に思われる

 

なのでこれらの意味を持つ動詞以外の  run とか study などの一般動詞が使われた文は、そもそもSVCになりっこない!と思っていて大丈夫です。(ごくたまに例外はありますが、メイントピックとして扱われることはほぼありません。)

 

以上でSVMがSVCに見えるとき のお話は終わりです。

文の要素にしてもらえない M 君…。

寂しくて(?)色んな所に出没しますけど「はいはい。そこに居ますね。見えてますよ。」と優しくしてあげてくださいね。