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英語ネタ、音楽ネタ、その他諸々雑記にて。英語ネタでは英検やGTECのライティングを中心に投稿。

【受動態①】いつ使うの

受動態とは「主語が、△によって、〇〇される」という受身の形です。

形は 主語+be動詞+過去分詞+by △ です。

 

まあ、形は知ってる!と。しかし、一体、受動態は普段の会話でどんな感じで登場すんねん?!と思うことがありますよね。

 

今日は、受動態はいつ使うのか、 について考えてみようと思います。

 

 

受動態はいつ使うのか

 主役を考える

例えば、「本があって、トムがそれを書いた」という状況を説明する場合、

 

Tom wrote this book.

(トムがこの本を書きました)

 

This book was written by Tom.

(この本は、トムによって、書かれました)

 

 

と2パターンで書けるわけです。でもこの2つ、どうやって使い分けんねん?と。

 

この二つの文の違いのポイントは、「内容は同じだけど、主役が違う。」です。

 

 

Tom wrote this book.

(トムがこの本を書きました)

こちらの主役はもちろんトムです。「最近トム忙しそうだね。元気かな。」とトムを話題にして話を展開している時に「そういえば、トムが・・・」とTomを主語にして文を始めるとしっくりきます。

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This book was written by Tom.

(この本は、トムによって、書かれました)

こちらの主役は、 this book の方です。例えば、「昨日この本を買ったんだよね。この本高かったんだけどさ~。この本面白いらしいから。」という話の後などに 「この本はね・・・」と This book を主語にして This book was written by Tom. と受動態の文で書くと、その時の話題の主役が「本」からブレることなく話が展開できてスッキリまとまる感があるんですよね。この時は話者にとってTomは追加情報って感じですね。

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因みに、どちらで言っても通じますので、別に伝わればいいや!ならどちらでも全く問題ありません。受験勉強として受動態を習うと、なんだか機械的に並べ替える練習だけさせられて、一体いつ受動態を使うねん?と思っている方も多いと思いますので、そんな方はこんな感じで使い分けてみると良いと思います。前後の流れから、今は何を主語にして話したらスマートか、で選ぶんですね。受験生を困らせる為に、普段使わないのにややこしい事させてる、って訳ではないんですね。(笑)

 

 

その中でも by △ が大抵「省略される」バージョン

文の中に主役がいて、その主役に影響を及ぼす行為を「誰がやる・するのか」をあまり重視しない文の時は、 by △の部分を省略して書く受動態の文がピッタリ!です。例えばこんな文です。

 

①伊勢神宮は随分昔に建てられた

(主役=伊勢神宮)

→Ise shrine was founded long ago.

 

伊勢神宮って誰が建てたのか、そもそも知らないし。特にそこに焦点をあてて話さないし。という場合は受動態がピッタリですね。誰が建てたのかに焦点が当たってないのだから by △ の所は省略。

 

因みに

A: Who founded Ise shrine? (誰が伊勢神宮を建てたの?)

B: I don't know... (知らないよ。)

と、いう「誰が建てたのか」にスポットがあたった文なら、わざわざ受動態は使わず、普通の文で言います。

 

 

②日本では日本語が話されています

→Japanese is spoken in Japan.

(主役=日本語)

 

誰が日本語を話してるか、なんて別に言わなくていいいし。「日本にいる人」に決まってるし。のパターンですよね。特に言う必要なし!という場合も by△ を言わない形がピッタリ。

 

 

③ユキはお医者さんと浮気したと言われている

(主役=it (that以下の内容))

→It is said that Yuki had an affair with a doctor.

 

誰がそれを言ったかって、特に誰ってわけじゃないけど、みんな言ってるよ?みたいなパターンですね。「一般に」そう言われている、という場合も by △を言わない形がピッタリ。

 

まとめ

能動態でも受動態でもどちらでも文が作れて、どっちを使ったら良いんだい?の時のチョイスの仕方→「主役を考える」と、by△が省略された受動態がよく使われるパターン→「by △を言わなくて良いっしょ!の時」について、なんとなくイメージできたでしょうか。

次回は、受動態の中でも、最後の部分が  by △ でないもので表現する文の、それぞれの違いを考えてみたいと思います。

 

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