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英語ネタ、音楽ネタ、その他諸々雑記にて。英語ネタでは英検やGTECのライティングを中心に投稿。

【英検(R)1級】の過去問を解いてみよう②(解説つき)

英検(R)1級の公開されている過去問を解いてみよう。というものです。

過去問は、解答もついているのですが、解説はついていませんので、なぜその答えになったかイマイチ分からん。というものも多いと思います。

ここでは、「短文の語句空所補充問題」を3問ずつ取り扱い、解説していこうと思います。

 

こちらの問題を使用しています

2017年度 第2回

http://www.eiken.or.jp/eiken/exam/grade_1/pdf/201702/2017-2-1ji-1kyu.pdf

 

 

【1問目】

 

Jane knew her husband was opposed to her going back to work so soon after having a baby, so she waited until he was in a good mood before (    ) the subject.

 

1. pampering

2. splurging

3. crumpling

4. broaching

●解説

 

文の構造

主語部分動詞部分にしています

 

 Jane knew (that) her husband was opposed to her going back to work so soon after having a baby, so she waited until he was in a good mood before (    ) the subject.

 

 

●Jane knew の後ろ、接続詞のthatが省略されています

●so soon after~→~してすぐ後に

 

ジェーンは、赤ちゃんを産んですぐに仕事復帰することに、彼女の夫が反対すると分かっていた。なので、その件を(  )前に、彼が機嫌が良くなるまで待った。

 

予想

旦那に仕事復帰を反対されそうなので、彼の機嫌が良い時に、要件を話そう。という内容だと推察できます。ので( )は「話す、もちだす、切り出す」などの語句がくると予想します。

 

選択肢

1. pampering (pamper)  甘やかす、欲望などを満たす

オムツのパンパースはこの言葉からきてるらしいですね。

パンパースの名前の由来は英語の「pamper」(日本語訳すると「甘やかす」、「ほしいままにさせる」等)から来たもので、転じて、赤ちゃんを「大切に育てる」から来ている。 wikipediaより

へー。甘やかすと大切に育てるは全然違うイメージだけどな。

 

2. splurging (splurge) 誇示する、収入以上の金を使う

おそらくsplashとsurge の混成。とのこと。※ランダムハウス英和大辞典

splash はね散らす

surge どっと波のように押し寄せる

なるほど~。「お金をドバーンって使い散らしちゃう!」感じですね。

 

3. crumpling (crumple) ~をしわくちゃにする、人をまいらせる

crimple の異型 ※ランダムハウス英和大辞典

crimple もそもそも知らんわ!と言いたくなりますが、グッとこらえてとりあえず覚えましょう。なんとなく、クランプルって音から、クッシャクシャのシッワシワの丸まった紙みたいなイメージわくから覚えやすいかも?(私だけ?)

 

4. broaching (broach)  初めて話題に出す

これが正解ですね。

ラテン語の brocca 「くぎ、先端」からきているそうですよ。※ジーニアス英和大辞典

アクセサリーのブローチもこれが語源です。確かにブローチって釘みたいなピンで留めますもんね。そして、その尖った先っぽから「先端」転じて「最初のとっかかり」みたいなイメージになるのは分かる気がしますね!

 

 

●解答

 

 

Jane knew her husband was opposed to her going back to work so soon after having a baby, so she waited until he was in a good mood before (  broaching  ) the subject.

 

1. pampering

2. splurging

3. crumpling

4. broaching

 

 

ジェーンは、赤ちゃんを産んですぐに仕事復帰することに、彼女の夫が反対すると分かっていた。なので、その件を(はじめて話題に出す)前に、彼が機嫌が良くなるまで待った。

 

【2問目】

 

Gold is valued not only for its beauty but also its (  ). It can used to make everything from jewelry to electrical wire to dental fillings.

 

1. versatility

2. rhetoric

3. duplicity 

4. flotation

 

●解説

 

文の構造

主語部分動詞部分にしています

 

Gold is valued not only for its beauty but also its (  ). It can be used to make everything from jewelry to electrical wire to dental fillings.

 

 ● not only~, but also ー. 「~だけでなくーも」の形

 

金(きん)は、その美しさによってだけでなく、その( )によっても評価される。金は宝石類から電線、歯の詰めものまで色々ものを作るのに使われうる。

 

予想

金は美しだけじゃないよ。色々なものに使えるんだよ。という話ですから、( )には「多用性、使いやすさ」といった類の語句が入ると予想します。

 

選択肢

1. versatility 多用途性、多能

これが正解ですね。

versatile  (形容詞)色々な事に使える、用途が広い

の名詞形ですね。これは、よく出てくる単語~~。

 

2. rhetoric 美辞麗句、おおげさな言葉

誰かのスピーチとか、話とかが、上っ面ばっかり飾り立てて中身ないねぇ、という事を言いたい時によく使う言葉ですね。

empty rhetoric 空虚な美辞麗句

The prime minister's speech was pure political rhetoric.

首相の演説は単なる政治的美辞麗句の寄せ集めだった。

※ジーニアス英和大辞典

 

うん。例文でrhetoricと一緒によく出てくるのは「首相の演説」。どんだけ上っ面のイメージやねん。

 

3. duplicity  二枚舌、不誠実

duplicate  「複製の、コピーの」 の仲間ですね。

du (2つ)+plic(重ね)+ate =2つに重ねる

du で始まってたら、なんか「2つ」関連の言葉だなあ~。と予想できますね。

 

4. flotation 浮揚、浮力

float 「浮かぶ、浮く」の名詞形ですね。flotation は floatation とも書きます。

 

●解答 

Gold is valued not only for its beauty but also its ( versatility ). It can used to make everything from jewelry to electrical wire to dental fillings.

 

1. versatility

2. rhetoric

3. duplicity 

4. flotation

 

金は、その美しさによってだけでなく、その(多様性)によっても評価される。金は宝石類から電線、歯の詰めものまで色々ものを作るのに使われうる。

 

【3問目】

The suspect claimed he had been stuck in traffic at the time of the robbery. The detective found this (  ) since many roads in town had been under construction when the crime occured.

 

1. emblematic

2. barbaric

3. plausible

4. morose

 

 

●解説

 

文の構造

主語部分動詞部分にしています

 

 

 The suspect claimed (that) he had been stuck in traffic at the time of the robbery. The detective found this (  ) since many roads in town had been under construction when the crime occured.

 

● The suspect claimed の後ろに接続詞のthatが省略されています

● find O  C →OがCだと分かる ※find O (to be ) Cの to be が省略されています

● found this の this は「彼の主張」のこと

● since~→~なので

 

 

容疑者は、強盗が起きた時間に渋滞にまきこまれていたと主張した。 その犯罪が起きた時に、町の多くの道路が建設中だったので、刑事は、彼の主張が( )と分かった。

 

予想

容疑者の主張している事が裏付けられている状況なので、( )には「正しい、嘘じゃない、本当らしい」といった類の語句が入ると予想します。

 

選択肢

1. emblematic 象徴的な

emblem 「象徴、シンボル」 の形容詞形ですね。エンブレムは「象徴的な模様、紋章」の意味で日常的にも使われているので、馴染みやすいですね。

 

2. barbaric 野蛮人のような、洗練されていない

ラテン語のbarbaria 「外国人」からきているそうですよ。※ジーニアス英和辞典

「外国人」は「未開」「野蛮」!という感覚なんですね。特に古代ギリシア、ローマ人、キリスト教徒から見た「外国人」に対して使われていたようです。東洋人なんて超barbaric !! にうつったことでしょうなぁ。

 

3. plausible 妥当な、もっともらしい

これが正解ですね。

plaus (賞賛する)+ ible (されるべき、できる)

妥当だってことは賞賛されるべきものだって事ですかね。

因みに類語としては specious があります。

plausible 必ずしも真実とは限らないが、表面的には一見なるほどとおもわせるような

specious 意図的にもっともらしく見せかけた

※ランダムハウス英和大辞典

 

speciousの方には悪い意の含みを感じますね。

今回の文では plausible が使われているので、刑事は「まあ、裏付け捜査はまだだけど、一応信じても良い状況だな」と思ってる感じでしょうね。

 

4. morose むっつりした、気難しい

mor(習慣)+ ose (多い)=習慣が多い→息苦しい→不機嫌な

※ジーニアス英和大辞典

 

この説明、無理があると思うけど………

 

覚えにくいので、こちらの表現を使って覚えてみましょう

morose pleasure 想像上の快楽

罪である事柄を、想像によって意図的に思い起こして楽しむこと。ただし、そのような事柄を手にしようとする欲望を伴わないもの

※リーダーズ・プラス

 

「想像上の快楽」とありますが、「むっつりした喜び」といった意味でしょうかね。

ただの妄想です!本当にはしません!!っていうやつ?罪である事柄ってどのレベルの罪なん?と妄想は膨らむばかり。

 

●解答

 

The suspect claimed he had been stuck in traffic at the time of the robbery. The detective found this ( plausible ) since many roads in town had been under construction when the crime occured.

 

1. emblematic

2. barbaric

3. plausible

4. morose

 

容疑者は、強盗が起きた時間に渋滞にまきこまれていたと主張した。 その犯罪が起きた時に、町の多くの道路が建設中だったので、刑事は、彼の主張が( 妥当である )と分かった(思った)。

 

昨日コメントでも頂きましたが、「文法が分かった所で語彙を知らなければ無力!」ですよねぇ。ほんと!文法には天井があるけれど、語彙は天井知らず…。ですねぇ。ふー。

 

過去問①はこちら

www.funkeys-english-music.com