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【英検(R)1級】英検公式さんの英作文解答例を分析してみよう③(2017年度第二回)

なかなか英検1級に踏み出せないでいる準一級所有者の方、いつか英検1級を目指してみたいと勉強をしている方へ、出来るだけ分かりやすく、「何とか書けるかも。」と思ってもらえるよう分析していきます。英検公式さんの解答を見て「こんなの無理!書けるわけない!」と思った方に分かるように、と解説していきたいと思います。

 

英検(2017年度第二回)分の公式さん発表の解答例を細かく分析していきましょう。今日は理由1の部分です。

 

 

まずはスラッシュを入れていきます。

 

※こちらより引用して使っています

http://www.eiken.or.jp/eiken/result/pdf/2017021kyu.pdf

 

スラッシュリーディング

 

①Many developed countries / face a pressing problem: / as their population ages, / workers of all skill levels are becoming scarce. ②The only solution is /  for governments  / to encourage working-age people to immigrate. ③Some commentators say / automation can provide a solution, / but in reality / this cannot compare with a steady influx of immigrants / who can sustain the workforce.

 

何となく文の形が見えてきましたか?次はもう少し詳しく文の構造を見てみましょう。

 

文の構造

 

赤字が主語部分、青字が動詞部分

※訳は直訳しています

 

①文目

 Many developed countries / face a pressing problem: / as their population ages, / workers of all skill levels are becoming scarce.

(多くの先進国が差し迫った問題に直面している。そこに住む人々が年をとるにつれ、全ての技術レベルの労働者が不足してくる。という問題だ。)

 

※developed country 先進国 ⇔ developing country 発展途上国

どちらもよく使う単語。しかもどちらも、develop「発展させる」を使った語なので覚えやすい。developed 発展した(発展が完了してるから「先進」) ⇔ developing 発展している(発展の途中だから「発展途上」)

※face は「顔」という名詞が有名ですがここでは「直面する」という動詞として使われています。「直面する」って顔がバーンてその方向に向いてますから。faceって感じしますよね。

※pressing→ 差し迫った この意味では urgent もよく使われますね。

 

●コロン(:)は、前の文を詳しく説明する時に使います。

最初の文で「問題に直面している」とあるので、「その問題とはどういう事か」と次の文で説明するためにコロンを使っています。

 

●次の文では、as を接続詞として使っています。「~につれて」という比例の用法です。

 

as , .

( 〇が△するにつれ、◎が✖する。)

 

as their population ages →その国々の人々が年をとるにつれ

※ their は developed countries' です。 

※ age は、ここでは「年をとる」という動詞として使われています。普段は「年齢」という名詞で使われることが多いですよね。

 

workers of all skill levels are becoming scarce.→全ての技術レベルの労働者が不足してくる

※become scarce  →不足する

scarce が「不十分な、乏しい」という意味の形容詞なので、become scarce で「不十分になる→不足する」

 

asを使った「 〇が△するにつれ、◎が✖する。」は、英作文でめちゃくちゃ使えるので覚えておこう!

②文目

The only solution is /  for governments  / to encourage working-age people to immigrate.

(たった一つの解決法は、政府が、働く年代の人々に移民するよう勧めることだ。)

 

● for governments は この文の補語になっている to不定詞の意味上の主語ですね。

●補語となっているto 不定詞部分は to encourage 「勧めること」ですね。

●encourage (人) to do の形で「(人)に~するよう勧める」となります。ので、for 以下は

for governments to encourage working-age people to immigrate

→「政府が、働く年代の人々に移民するよう勧めること」

となりますね。

ここでは、先進国全般の政府を指しているのでgovernmentsと複数形になっています。

 

③文目

Some commentators say / automation can provide a solution, / but in reality / this cannot compare with a steady influx of immigrants / who can sustain the workforce.

(幾人かのコメンテイターが言っている。機械による自動作業化が解決策を提供してくれると。しかし、実際、これ(自動作業化)は労働力を維持し得る移民の安定した流入とは比べものにならない。)

(意訳すると→機械化が進めば労働力不足は解決できるという人もいるけど、実際は移民を安定的に受け入れて労働力を維持する方がずっと良い。)

 

※some commentators say~

some 〇〇 say ~ は「~って言っている人がいるよ~」と言う時に便利ですね。some people say~ とかをよく使います。今回は「~って言っているコメンテイターがいるよ~。」ですね。「コメンテイター」ってちょっとウケますよね。どこまで信用できんねん?と思いますからね~。自分の意見のサポートとして使うには心もとないですが、ここでは、「譲歩」として使われているので、信用度は無い方が良いのかもしれませんね。

 

this cannot compare with a steady influx of immigrants who can sustain the workforce.

 

this は automation の事ですね。

compare with~ →~と比べる

a steady influx of~→~の安定した流入

 

●immigrants を who以下で説明しています。(関係代名詞の主格用法)

immigrants who can sustain the workforce

労働力を維持することが出来る移民

 

 

「移民で労働力をまかなわなくても、機械で労働力を補えるわい!」という意見を打ち消していますが、その打ち消しの理由の十分なサポートはないまま理由1は終了しています。そこまで書くと長くなりすぎるからセーブしたんでしょうね。

 

もしここで打ち消しの理由のサポートを入れるとするなら

 

●「機械化のシステムは1つ不具合を起こすと、その他の部分にも影響を与える」

The malfuncitoning of one part of the automation system implicates another part.

●「人間には制御できないトラブルが発生するかもしれない」

Automation system may cause troubles which people can not handle.

●「後々かかるかもしれない予想外のコストについて、いつも考えておかないといけない」

We always have to concern about unpredictable expenditures which autmation system may require later on.

 

→なので機械化より人間(移民)の方が良い

といった感じにもっていく形でしょうかね。

 

機械化の是非についてはそれだけで250字くらい書けちゃいますからね。深入りせずに終わってます。

 

今日はここまでにしましょう。

次回は理由2に進みます。

 

理由2はこちら

 

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 導入部分の分析はこちら

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