English+Music

英語ネタ、音楽ネタ、その他諸々雑記にて。英語ネタでは英検やGTECのライティングを中心に投稿。

ちょっと疲れてる時に聴く音楽:ブラームス

昨日は疲れました。何がどうってわけじゃないんだけどドッと疲れました。徒労感。

 

ソファーにドスって座り込んだらそのまま動けない。体が鉛のようだ。脳からの指令が筋肉まで届きません。四肢を動かすことが出来ません。すごく落ち込んでいるわけじゃないんだよ。ミスしてガックリしてるわけでもないんだ。ただなんとなくの機能停止。今のこの世界から少しだけ距離を置きたいだけなんだ。

 

こんな時は家族にいくら話しかけられてもロクな返事が出来ません。ごめんね。いつも適当に放っておいてくれてありがとう。家族の真ん中にいてもそこに私は居ない、みたいな時間。娘「いや~。今日は格別しんどそうですな~。」と察して話しかける回数を減らしてくれる。(それでもだいぶと話しかけてくるオシャベリさん。かわいいねえ。)旦那は私がどんな状況でも特に態度が変わらない。(ありがたきスルー。どうもです。)

 

ふー。と夜の時間をやり過ごし、一人になってから聴くのは、グレングールドのブラームス間奏曲集。一度引退をしたブラームスがもう一度作曲をし始めた時に書いたという後期のピアノ作品が入っています。(作品76、116-119 より抜粋された10曲)これがなんとも。ソファーにしずみ込んでいる私の隣にそっと寄り添って肩を抱いてくれるような曲達。ただ横に座って肩をかしてくれている。何も喋らずただそこに一緒にいる。そんな音楽。

 

しばらくそんな風にブラームスのピアノに身をあずけていると不思議な感覚に陥いる。大切な誰かの事が心に思い浮かんでくる。過去にとても大切にしていた人のこと。まだ出会っていないけどこれからとても大切に思うようになる人のこと。全く覚えてないけど前世でとても大切にしていた人のこと。今ここにいない大切な誰かのことで胸がいっぱいになる。これはブラームスがこの曲にこめた思いなのか、それとも私の中にある何かが声をあげているのか。(音楽を聴いている時に湧いてくる感情はどこ発生なのか分からないことが多いですよね。)そうやってしばらくそんな世界の中で時間を過ごし、ひとしきりポロポロ涙をこぼすと、ふと現実の世界に戻っている自分に気付く。

うん。よし。今を生きよう。

 

このCDは私にとっての一時避難場所みたいなものですね。

 

もしお疲れでしたら、聴いてみてください。

 

ブラームス:間奏曲集 

ピアノ:グレングールド

 

特に好きなのは作品117(3つの間奏曲)の三曲

 

作品117-1変ホ長調

youtu.be

作品117-2変ロ短調

youtu.be

作品117-3嬰ハ短調

youtu.be